自然科学研究機構生理学研究所、三菱化学生命科学研究所、科学技術振興機構(JST)のグループは、脳内のシナプスにて神経伝達物質の放出量が、特定のたんぱく質によって調節されていることを解明した。
神経伝達物質自体もたんぱく質だが、この“壊し屋タンパク質(スクラッパー)”によって分解され、量を調節されている形になる。
シナプスでの伝達の以上によって起こる脳梗塞やアルツハイマー病、統合失調症などの脳神経精神疾患の発生メカニズムの解明に繋がると見られ、さらなる研究が進められている。
このニュースで“キモ”なのは、この内容じゃなくて、この記事が掲載されている雑誌。
その雑誌は、『CELL』というアメリカの有名な科学誌。
その表紙のイラストをなんと、ジョジョの奇妙な冒険でお馴染みの荒木飛呂彦御大が描かれているから驚きです。
イラストは、記事内にもある“スクラッパー”が擬人化され、神経伝達物質を破壊しているもの。
正直、カッチョイイです。