本当のカルチャーショック! | フィリピン セブ島留学(3D UNIVERSAL ACADEMY) 生活

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最近読んだ記事に面白い内容が載っていたので紹介します!


AERA English 2011年10月号のDAVID PILLINGさんの記事で、


「本当のカルチャーショックとは?」



これを要約すると、多くの人がカルチャーショックが起こるのは、

自分の国を離れ、異国に行った時だと思っている。

日本人の場合、アフリカや、インドといった日本とはかけ離れたところに行けば

当然、スリルと不安が付きまとう。


しかし、彼いわく本当にカルチャーショックを受けるのは、「日本に帰国した時」である。


なぜなら、インドやアフリカに行こうとしてる人は、それに対しての準備ができている。

たいていの人は文化の違いに、時には過剰なほど鋭い感覚を持っている。

しかし、異文化につかった人が目の覚めるよな経験をするのは実は帰国した時。


帰国した時に、自分の故郷もまた「異国であること」を発見する。



ある場所で育った人はこういう暮らしをするものだと信じて育つ。

日本人なら、食事は箸を使う、移動は電車や車、お風呂に入る、家では靴は脱ぐ

のは当たり前。

それがひとたび海外で生活し、故郷に戻り、改めて自分の文化を新鮮な目で見ると

ようやく自分たちの暮らしが、いくつもある選択肢の一つに過ぎないことに気付く。



自分も去年一年近く日本を離れ、オーストラリアに住んだり、ヨーロッパ、アジアを

旅したが、帰国した時は、新鮮だったのを覚えている。


今まで一度も疑問に思わなかったことが、疑問に思えた。

なんで東京はこんなに人が多いんだろう?

日本の家はなんでこんなに密集しているんだろう?こんなに隣の家と家が近い国はなかった。

日本人の働き方にも疑問を持った。他国と比べると自分を犠牲にしているように感じた。

なんで日本人はこんなに静かなんだろう?他国の人の方がうるさいし、気持ちを

前面に出すかな。


良いところもいっぱい感じた。

こんなに自分のやりたいことができる可能性がある国はない!

こんなに恵まれている国はない。

こんなに安全な国はない。

こんなに便利な国はない。

こんなにサービスの質が高いところはない。

こんなに教育のシステムがしっかりしたところもないのでは?



他にもいっぱい感じることがあった。


22歳の時に初めて日本を離れ、日本をしっかりとした視点からみることができたのも

帰国時が初めてだったのかもしれない。

こうしたことが自分には感動的なことだったと思う。



自分にとっては、日本が唯一一つの世界ではないんだと感じたのが大きかったと思う。