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3Dプリンターにバンザイ

3Dプリンターの使い方や設定に関することを中心に、デスクトップファブリケーションなどの話題を紹介してゆきます。
自分のつくりたいものを、自由につくろう!

ReplicatorのXY方向の運動は、モータの回転運動をベルトとプーリーによって並進運動に変換することでエクストルーダーに伝えています。そのため、軸となるロッドにはタイミングプーリーがねじ止めされています。

ロッドに取り付けられたタイミングプーリー


このタイミングプーリーはねじ止めされていますが一度取り外すと固定されていた場所が分からなくなるため外してしまう前に固定位置をノギスで測っておきます。

測ってみると固定されている位置が左端、右端からとで微妙に異なっていました。これが正しい位置からズレると、軸が回転しなくなるので注意が必要。

次にロッドの直径と長さを測ります。ロッド左右端はボールベアリンにはめ込まれています。そのため、ベアリングと合わせるロッドの直径は、わずかな寸法のズレでボールベアリングの内径にはまらなくなったり逆にスキマが空きすぎてしまいます。

直径を測る際は、ノギスで0.01mmの単位まで測るようにします。逆に長さのほうは、長い分には少し製品の外形から飛び出すだけなので1、2mmのずれがあっても大丈夫です。

僕のマシンのロッドの寸法がこちら

ロッドの寸法


素材はスチール系のものです。寸法が分かったので、部材を購入します。ネット通販でも購入可能な場所はあるのですが、加工が必要なため今回は東急ハンズ(渋谷店)にモノを探しにゆきました。
ハンズの素材販売コーナーを探すと、直径5mmのステンレス材があったのでそれを購入。※購入前に素材の直径を測っておきます。 5mmと記載があっても、モノが5.1mmだったりすると、嵌らなくなる可能性があります。

直径5㎜のステンレス丸棒を東急ハンズで購入

 加工依頼で長さを計測した463mmに切断してもらいました。1mの部材から2本取りで1000円弱でした(加工費含む)。ちなみに東急ハンズの素材加工サービスは、今は渋谷店くらいでしかやっていないらしいです(店員さん談)。
切断面はバリが残っているので、金ヤスリで切断面のエッジをバリ取りします。バリとりをしないとボールベアリングがはまらない可能性があります。ボールベアリングとのはめ合いのはかなり微妙なので。(0.1~0.01mm単位の調整が必要)

金ヤスリでバリとり


バリとりをしたら、タイミングプーリーをロッドの当初の位置にねじ止めし本体を組立なおしてゆきますが、これが結構難しい。
ベルトがちゃんとプーリーのギアの部分に収まるようにしながら、組み立てる必要があります。ベルトの取り外しは、MakerBotのサポートページにも動画が貼ってあるので参考にしました。

右側の壁をねじ止めし直したら完了。

再度、出力し直してみるとY方向の造形ズレが解消されていました!めでたしめでたし。

やっと、造形正しくできるようになりました。。。

と文章で書くとこの程度なのですが、細かいところで引っかかったりして作業は結構大変でした。

まあ、最新モデルの3Dプリンタを買えばいいのかもしれませんが、動かなくなるまでこのマシンを使い倒そうと思ってます!