小さい時、猫を拾いました
10歳の時、スターウォーズを観に行った帰り
駐車場で見つけた野良猫にエサをあげて懐かれて
そのまま家の外で餌をあげてたけど……
季節は冬になって寒くなって、雪も降って……
猫が死なないか心配だったので家に入れてから、
その猫は我が家の飼い猫になりました。
座敷猫ではなくて、自由に外に出て行き
自由気ままに帰ってきてると思ってたけど…
ある日家族が全員、外国に行って一週間自宅に帰らなかった事がありました。
外国から自宅に帰ると、猫の姿がなく。
祖母と叔母に尋ねると、数日前から姿を見せないとのこと……
祖母と叔母は、外国にいる私達に心配をかけまいと、帰国する日まで黙っている事にしたそうです。
元々野生の野良猫、座敷猫でもないし、フラッと居なくなるのは当たり前だったのですが、それでもご飯の時間になると帰ってきていた…
愛猫は気ままで、悪戯好きで、しぶとい猫だと言うことは解っていましたが、このまま別れるのは嫌でした。
近所の縁とゆかりのある神社へ行き、愛猫の帰宅を願ったその晩、家族で鍋をつついていると
ダダーーーーーッ!と物凄い速度で愛猫が部屋を横切りました。
家族全員 「は?」 って感じになりましたが
「今の猫?」となり、確かめると、愛猫が居ました。
猫が「物凄く勢いよく帰ってきた」事に大爆笑。
そんな愛猫も、私が18の時、後ろ足が動かなくなり移動もままならないように。
それでもいつも私がコタツに入ると膝に乗って甘えてきました。自由に動ける時は、自由に寝室に入って来て、気ままに布団に入って来て、気ままに出て行って、気ままに指を噛んで、顔を舐めて……
私が19の時、愛猫は死にました。
バイトに行ってる間に息を引き取ったのです。
きっとこの子は死んでしまうだろうと1年くらい思っていたので、心の整理はついているつもりでした。
でもそんな事ありませんでした。
愛猫の死から、10年近く経った今
愛猫の霊を見ました、愛猫の魂を見ました。
その魂はただ私に気付いて欲しくて、私に構ってほしくて
そこに居たものでした。
私は10年近くも気付かなかった。
私が気付いたらもう、現れなくなりました。
ありがとうね。
すずちゃん。