おかえりはこれで終わりですm(*_ _)m 

ただいまは次がラストになると思いますm(*_ _)m


SideSho


自分に向き合えてなかった。

自分が怖くて嫌でどす黒い感情がいつ出てくるのかずっと不安だった。


「翔、大好きだよ」


「うん」


「まだ落ち込んでるの?」


「だって・・・」


潤さんは私にキスをして


「大丈夫、翔はもう1人じゃないじゃん? 俺がいるし俺だって不安なことはある」


「ありがとう」


「ドライブしに行かない?」


「いいよ」


きっと私のためだよね。

気分変えてくれようとしている。

それなのにいつまでも落ち込んでるのは失礼だ


「潤さん、カッコイイ」


「ありがとう」


運転する姿もカッコイイな。

潤さんは途中で私の手を繋いでくれた。


「潤さんっ」


「ふふっ、我慢できなくてしちゃった」


いきなり車の中でキスしてきたから。

ビックリしたけど嬉しかった。


高速に入ってサービスエリアで軽食を買った。

私はアメリカンドッグて潤さんはソフトクリーム・・・


なんか潤さんが食べている姿は・・・


「エロい・・・」


「っ・・・// ソフトクリーム舐めててエロいって言うな!! 食べにくくなる」


ふふっ、可愛い。

じゃ、少し貰えばいいよね?

食べると甘くて美味しい。


久しぶりに食べるのはいい食べ物だなって思う


「潤さんが食べた後だから更に甘い」


すると潤さんは顔真っ赤にしてプイッとそっぽを向いて私にソフトクリームを渡してきた。


ちょっと機嫌を悪くしちゃった。


「一緒に食べよ? そうした方が美味しい。 機嫌悪くさせたならごめんなさい


可愛いけどいつまでも機嫌が悪いのは困る。

せっかくのドライブデートだから楽しくて幸せいっぱいでいたいな。


「食べるか。後ろの席に移動しよう」


「うん」


後ろの席に行くと潤さんがちょっと恥ずかしそうな顔をしながらも


「食べさせてよ」


「え?」


「翔が食べさせてくれたら甘くなるんだろ?」


え? でも、そんなことしてたら溶けちゃって手がベトベトになるよ?


「はい、どうぞ」


潤さんの口が開いているから食べさせた。


「ん、後ちょっとだな」


「はい」


最後まで食べされると満足した顔になった。


「さて、帰るか」


「うん」


明日はお店があるから泊まれないし。


降りて帰りは一般道で帰ることになった。


「ね、またドライブしよっか」


「うん!! したい」


嬉しい。

また誘ってくれるなんて。

デートの約束でしょ?


私はなかなか上手く誘えないから潤さんからの提案が多くなっちゃうけどその中でこうしたいとかああしたいぐらいは言えるようになったのは成長したかな。


「潤さん、大好き」


「俺も、翔のことが好き」


まだまだ恋には奥手だ。

でも、ゆっくりでいいよね?


「ね、潤? 帰ったら美味しいオムライス食べたいな


潤さんは嬉しそうに


「翔のお望みであれば」


言ってくれた。


勇気出して良かった。

あれ食べたいこれ食べたい。

潤さんの料理は基本どれも美味しいからなんでもいいって言ってしまう。


でも、それって潤さんを困らせていることを知った。 それに私がリクエストすることで潤さんはいつもよりも嬉しそうな顔をした。


"お前らしく頑張れ"


え?


今、間違えなく聞こえた。


いつもエッチの時にしか聞こえないことが多いのに。


でも、そうだね? 

私は私らしく頑張る。


「幸せだね?」


「口にするなんて珍しいな。 でも、幸せで俺も幸せだよ?」


潤さんは見た目はちょーイケメンなのに中身はとってもイケメンな部分もあるけど可愛い部分が出る時はちょー可愛い。


そんな潤さんと恋をできる人は私しかいないんだ。