午後15時30分からだったかな? 
リピート配信見ます(≧∇≦)

相葉すごろくで出てきた放浪旅。
兄弟設定だけ兄弟設定だけ一緒でそれ以外は全然違いますm(*_ _)m  なのでノンリアルになりますm(*_ _)m 短編か中編か。相変わらずの見切りなので楽しんで頂けたらと思ってます(≧∇≦)


SideJ

僕の大好きなお兄ちゃんはいつも旅行に向かう
5つ違って夏休みとかになるとバイトして放浪旅をする。

「兄ちゃん・・・」

「ん? 潤、どうしたの?

「僕も連れてって?」

そう言うとお兄ちゃんは

「ダメ。 潤はまだね?」

「酷い」

「だってまだバイト出来ないだろ? 放浪旅は暑かったり寒かったり目的地は決めてないからな」

ケチ。 僕も一緒に行きたい。
いっつもお兄ちゃんいなくてつまんなくて。

「お兄ちゃん大嫌い」

知らない。
お兄ちゃんがどうなっても。
どこで何をしてようとも。

お兄ちゃんと呼んであげない。
僕にはお兄ちゃんなんかいないもん。

「潤、それだけは困るな」

「知らないもん」

「ごめん。 体力もお金もかかる。 荷物も適当に多めに持っていくし。 あちこちに行くからな」

「そんなこと聞いてないもんね」

ぷいっとそっぽ向くと

「お前、喘息持ちだろ? 一緒に行かせたくても何かあったら困るし嫌だし 」

心配してくれてるの?

「それは小さい時でしょ?」

「再発して行けなくなったら嫌でしょ?」

それはそうだけど。
何も言えなくて落ち込んでいると

「潤、潤は俺のこと好きでしょ? てか。まぁさすがに母さんや父さんから聞くから分かっているけど。 俺も同じ気持ちだ」

「え?」

「好きだからこそなんだ分かって欲しい 」

でも、でも、でも。

「やっぱり行きたい!! 一日だけでいいから」

そう言うとお兄ちゃんは溜息を着いて。

「分かった。 1回だけな? 一日だけでも何か異変があったら二度と行かせないからな」

「うん、ありがと」

これでお兄ちゃんと一緒に。
行けるんだ。

「俺の負けだ。3日後にしよう。 それまでに色々と準備をして」

「はーい」

僕はお兄ちゃんにギューッと抱きつく。

「可愛いな。俺が彼女が出来そうな予感になると潤はいつも怒っててさ。 可愛いなってずっと思ってたから彼女のフリをして貰った友達を連れてきた時に俺と同じ気持ちなんだなってよく分かった

え? ってことはお兄ちゃんは

「彼女を作らなかったってこと?」

「そう。 友達だからキスもしてない」

良かった。 僕は幼稚園前からずーっとお兄ちゃんが好きだったから。

「だってさ、潤の素直さと可愛さが煽ってくるから彼女が出来た?って聞かれても俺は潤が好きだからってさ心の中ではそう言ってた。弟だって思ってても母さんや父さんは応援してくるしさ」

そうなんだ。
でも、そんなパパとママのおかげで僕たちは普通に恋人でもいられるんだよね?

僕は大好きなお兄ちゃんの頬っぺたにキスをした。