時間がだいぶたっているのに昨日、最終話多くの方に読んでもらえて嬉しかったです(≧∇≦)
なので、お礼として1話ですがどうぞm(*_ _)m
時系列は何年かはなんとなく分かると思いますm(*_ _)m
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SideJ

俺たちの恋はそんな簡単にはいかなかった。
でも、もう大丈夫。

これからはきっともっと甘い関係。

しょおくんが大好き。

「土砂降りだったよな・・・」

「うん・・・」

今はメイキング撮影中。
何の曲かは今は言えないけど。

「まさにこの曲が俺たちの過去だよな」

「ね、リンクしてるよね」

こんなにもリンクしちゃうのはなんでだろ。
たまたま土砂降りの雨の中の日にね。
しょおくんと喧嘩して。
別れて、土砂降りの雨の中で歩き、タクシーに乗って。

二人の愛を試すみたいに。

サヨナラさえも言わないまま。

言わなかったよ・・・
言えなかったよ。

だって、その時だってちゃんと好きだから。

春に別れを告げた。

あの日からずっと・・・

そうだね、別れを告げた日からずっと俺は抜け殻だった。
 
1番の歌詞は特に俺たちにリンクしていて。

だから、この気持ちがよく分かる。

「綺麗だけど寒いな・・・」

「そうだね」

夜景は綺麗だけど・・・
やっぱり寒い。

「でもさ、ちゃんとこの曲のように帰ってきたよな」

「うん、やっぱり一緒にいたかったし」

「ふふっ、俺もな」

撮影が終わり、いい感じになるんだろうなって思いながら帰る。


マネージャーの車でしょおくんとお隣になった時にギュッと手を握ってきた。

「大丈夫だ、これからもその先も二度と離さないから」

俺は嬉しくて頷くだけで精一杯だった。

ちょっと不安になる時はある。
だから、たまにこうして言葉で言ってくれるのは凄く嬉しい。

俺たちはあれから甘くなり親密度が高くなったからか後輩たちにもバレるようになっていき。

でも、バレてはいけない人にはバレていない。

また週刊紙が狙うかもしれない。

大丈夫、俺たちがそれで離れる訳では無い。

もし、狙われて撮られてバレたらその時はちゃんと伝える。

それに、俺たちの仲間が支えてくれるから。

後輩も先輩も支えてくれるから。

だから、どんなことがあっても離れることなんてないんだ。

それに・・・

俺たちの社長ならきっと分かってくれると思うと信じてるから。

家に着くとお互いにキスをし合う。

ちゃんと分かる。 何を考えてるのか。

そして、ベットで愛し合う。

大好きなしょおくん。

今日も愛されて幸せでフワフワする。

そんな空間は誰にも邪魔させない。