SideS

初めて会った時から何となくきになる存在。
だから、また会ってみたいとは思ってる。

だけど、一年後、ニノたちと行くとその神社は無かった。 え? なんでだ? その町がそもそも使われていないかのうようだった。

で、其の一年後も行ったけど、新しそうな家ばかりで神社なんかなかった。

4日に1度のペースで入れ替わる。
最初はビックリして慣れなくてはやく戻りたい日々。 慣れれば楽しめた気がするけど、潤くんの身体は真っ白だから焼けないように。
気を配った。 日記で何が起きたかは分かる。

だから、困らないように書いてたけど、それは潤くんも同じだった。

ただ、潤くんのじいさんがなんか嫌な目で見てくる。 なんてだ?俺だと気が付かれてるのか?
あー、お姉さんがいることには驚いたな。
なかなか会わないし。 でも、潤と似て色白だったな。

バイト先の先輩。
俺の好きな人、憧れとか尊敬もあったけど、可愛さと綺麗さと話してて楽しかったからだんだん惹かれていった。

彼女の心も身体も俺だけのものになってほしい。告れば嬉しそうに頷いてた。

どうしたら喜んでくれるのか考える日々。
俺の方が年下だけど、頼って欲しいと思ってた。

ちょうど先輩の家に泊まる日。
俺はちょうど、入れ替わってた。
多分、今頃してるだろうなと思う夜だった。
 
次の日は元通りで起き上がって潤くんの書いてくれてたのを見れば・・・。
最後に小さく好きな人なら身体だけでもいいの?と書かれていた。

それは何があったんだ?  よくよく思えば泊まりだから俺の家にいることすら驚きだけど。

潤くんだって良さそうな人って言ってたじゃん
繋げたのがいけなかったのか?
いつも通りバイト先に行くと先輩に彼氏がいることを知った。 俺の事じゃなく。
そういうこと? いたんだ・・・、本命さんが。

そっか、俺じゃないんだ、デートも楽しかったのは嘘ってことか。
それも先輩から言っちゃうとはな。
それでさめたよ。
二度と好きにならないし、こんなバイト辞めてあげる。

次の日に辞表を出してやめた。
そして、家に帰ればスッキリしたんだ。

その次の日は入れ替わった。
智くんと話すとホットする。
尊敬するほど絵が上手くて・・・。
何より隣にいるだけで安心感がある。

「もうすぐで飾られるからちゃんと見に来てね?」

「うん」

確か、智くんは潤くんの絵を描いてたんだよな。  何となくだけど、智くんにとって潤くんは特別な思いがある気がする。

恋してるとか? 
は? 男と男がまさかな・・・
有り得ない。

けど、潤くんだったら確かにいいかもしれない
なんだろ、智くんだってもし、キスされたって嫌ではない気がする。

智くんのことを恋人なんて日記で書けるはずはないもんな・・・
その割にはキスしてこないからまだ両想いでは無いのか?

なんて、考えてる俺は1番どうしたいんだろうな。

俺の体で潤くんに会いたいのにな・・・。
なんで入れ替わらないと会えないんだ?

しょうがないのか?
そういうものなのか?

そもそも潤くんは生きてるよな?
それに普通に神社はあるし。
なのに、なんで俺が行くと無いんだろうか。
まるで、俺たちが違う時代に来てるかのように感じてしまう。

俺はスマホで潤くんはガラケー。
まだ、スマホなんてない時代ってことか?
でも、最近の情報によればじゅんくんが言うにはあと1、2年すれば発売されるとか。

あれ? 

ってことは俺たちやっぱりずれてるのか?

もし、ずれてなかったら、俺たちは普通に会えていたのだろうか。