Side S 

雅紀には似ていなかったな。
結果は0だった。 ってことは後は向こうの問題んー、でももう一回やり直してみるのもありかもだし、彼女さんは本当に夫と雅紀だけだったの?

落ち着いて落ち着いて年始の仕事が始まる前日にニノと会って雅紀はこれまでの経緯を話した
ふふっ、これで離れることは無いだろうな。
そんなふうに思いながら過ごして、仕事が始まり、また忙しい日々で、バレンタインは、お互いに仕事で、でも全員での仕事だから良かった

次の日も仕事な為、はでには出来なかったけど潤から貰ったチョコは美味かった。

今日はちょうど今年初めてのCDが発売される。
復活LOVE か。 俺たちみたいだよな。
でも、そんな日々があったからこそ二度とそんなふうにはならないし、もっとお互いに頼るようにもなった。

今日は潤は撮影で、楽しんでるんだろうなと思う。 この時期は花粉が酷いから気をつけなよ
対策はバッチリしてあるらしいけど、それでもきついときはきついだろうしね。

俺たちの家があるのは乗り越えたからこそだし
それからは毎日ずっと一緒だし、多少は時間が少なくても温もりが感じられるのが嬉しい。

潤の手料理はどんどん上手くなって、味も見た目も凄くていつも感謝してる。
飲み会があっても事前に作ってくれるし、俺が遅く帰ってきてもつまみを作ってくれて。

俺なんか全然いいところないのに、ずっと一緒にいてくれてありがとう。

今日は飲み会かな? 詳しくは知らないから分からないけど、たまには楽しんでくるのもいいと思うしね。

今日は俺は休みだから良ければ迎えに行こうかな。 そう思って連絡しようとするとちょうど潤から来た。

指定の場所に向かうと結構目立つよなと思って影の方に移動した。

楽しめたのかな、ふわふわしてるもん。
ドアを開けると嬉しそうに笑う。

「しょおく~ん」

ふふっ、少し酔ってるの?
ぎゅーっとしてきてキスしてきた。
俺もお返しにして発車した。

「楽しかったの?」

「うんっ」

「そっか、良かったな」

「ふふっ、うん」

全く可愛すぎるよ・・・、こんなにさせちゃうほど楽しかったんだろうな。

「しょおくん」

「ん?」

「すっごく楽しかったの、沢山お話しできたの
もっと聞いてみたいけど、しょおくんに会いたくなっちゃったの」

「ふふっ、ありがとう」

そうなの? いつものメンバーだろ?
最近はあんまり飲んでなかったもんな、聞きたいこと沢山あったんだろうな・・・。
その中で俺のことを思ってくれたのは凄く嬉しくて、迎えに来て良かったと思ってる。

「ふふっ、しょおくん、来てくれてありがと」

「俺も行こうかなって連絡しようとしたんだよ? だから、嬉しかった」

「ふふっ、そうなの? 同じだね?」

「今日はオフだったしな」

すると信号で止まったらチュッとしてきて

「オフだからゆっくりしててほしいなと思ったけど、ごめんね?」

「ふふっ、じゃあ、明日はお互いにオフだからちょっと寄り道しない?」

お返しにキスして話を続ける。

「夜ならあんまりバレなさそうだし」

そう言いながら良さそうな場所に向かう。

「ふふっ、デート? 嬉しい」

全くめっちゃ可愛いな。 

「寝たいなら寝ててもいいよ、良さそうな時に起こすから」

潤が寝始めたからスピードを少し落としながら向かった。 

高速に乗ってゆっくりと目的地まで進むけど、
まだ実は食べてなくてお腹空いたな。
夜と言っても、待ち合わせ場所に19時半ごろだからな。 少し早いと思って食べなかったんだよな。 

サービスエリアーで食べることにした。

「ん? しょおくん?」

起きたばっかりの潤にとっては少し混乱してるのだろうか。

「ごめん、まだ食べないんだよ」

すると

「ふふっ、俺も少し食べたくなっちゃった」

人は少ないけど、意外といるなと思った。

「どうする?」

「んー、これぐらいなら平気じゃない? しょおくん本格的に食べたいでしょ?」

「んー、まぁね」

「ふふっ、じゃあ食べよ?」

なるべく、胃に負担にならないものを食べた。
席は奥にしたからバレたかは知らないけど、声は掛けられなかったからいいや。

車に戻ってぎゅーっとした。

「しょおくん・・・」

「ん?」

「お家に帰りたい、満足しちゃった」

満足したならいいけど。

「いいよ、帰ろっか?」

「うん、帰ったら・・・、しょおくんの、沢山ちょうだい?」

「ふふっ、それはそれは」

悪いけど、俺の方が我慢できないからな?
そう思いながら自宅に向かった。

「ふふっ、すっごく綺麗だね? 今度は酔ってないときに行きたいな~」 

今度はいつになるだろうな・・・。
潤のロケが終われば・・・、今度は地方ロケが始まるし・・・。 ライブだってあるわけじゃん? 今年はお互いが忙しい一年になるだろう

「近いうちに行けたらいいな」

駐車場について手を繋ぎながら家に入る。

「「ただいま」」

ぎゅーっと抱き締めて

「「おかえり」」



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こんなに長く書いたのは初めです(≧∇≦)
これの続編は3月30日ぐらいから? 31ぐらいからにしようかなと思ってますm(__)m
題名はまだ決まってないので・・・アンケート参加してない方は是非、参加宜しくお願いしますm(__)m
最後はずっと決まってたので、いつ別れるかいつ戻るかだけがずっと迷ってたかな。

他に新しい話は書きたいことはあるんだけど、まとめられなくて・・・今回は設定もまとめられなくて(ノ_<。) 

とりあえず姫潤とヒーロー翔くん?笑 忍者もありか⬅めっちゃ大変そうだな(・・;)
それを前世での話にするか今が姫なのかとかも迷ってるので・・・、いつになるやら笑
って感じです(・・;)

春らしい曲を書くと切ないのが多いので、難しいしね(・・;)