僕はいつだってクールな強い自分を演じてきた

だって、弱そうな僕にみられるのが嫌だし、実際、喧嘩にだって負けたことがない。


でも、君を見ていると臆病になってしまうんだ
だって、君は僕の鼓動を早くするから。


今日もそう、毎日通う学校。 

僕はその学校ではトップの成績で、運動神経もいい。 

けど、弱点はお腹が空くと猫の姿に戻ってしまうんだ。

それだけなはずなのに、ある日、君を見かけた

「ね、次の授業ってさ猫のお世話だよね?」

「そうだね、子猫ちゃんらしいね! 僕、抱けるかな?」

「大丈夫だよ!」

「ふふっ、ありがとう」

君の声と笑ったときの可愛らしいさにドキドキしてきたんだ。 

通りかかっただけなのに…!

君の顔をじっとみちゃいそうだった。
整ってて、カッコいいのに笑った瞬間可愛いんだって思った。



あの広がる空に僕を飛ばしてよ。

君といると僕はいつだって自分の無力さに気が
つくんだ。

もう一つの弱点は君なんだよ。
 
凍りついて息もできない。


何とかしなくちゃ。

君にわかって貰いたいから

今ここに僕の横にいて欲しいのは君なんだよ。

だって君は何かを持っているから


ねー、僕はどうして君のことがいつから好きになったのかなんて分からない。


けど、僕は男子を好きになった。 

女子になんてこんなにどきどきすることもなかった僕が、なぜか君を見るとドキドキが沢山するんだ。


それは僕を縛り付けるかのようにきつく、その場所から離れるなって言われてるみたいに感じるんだ。


僕はいつになったら君と話せるかな。
君と近くにいられるかな?
君に触れたい。 
君ともっと近づきたい。
我慢できなくなりそうなぐらい僕は君のことが好き。 
もし、僕の正体がバレたらどうしようという不安も大きかった。




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このお話では翔くんSide だけで、全3話で1話が短い短編でイチャイチャはありません。
それとこれは
短いので写真つきにしてますm(__)m