翔くんsideがここらへん。 43 44はほぼ入れてません。 

Side J 

翔くんといることで自分が変わってきて、そんな自分がたまに恥ずかしいけど、翔くんが喜んでくれるからこれでいいんだって思える。

翔くんの庭でのお花見は楽しい!
お花見なんてしたことないし…!
ウキウキとワクワクが隠しきれなくて子供ぽいなと思ったけど…!

翔くんはそんな俺を嬉しそうに見てる。
なら、それでもいいのかって思えた。
昼のお花見は二人きりで、御互い、食べ物を食べあったり、キスしたり、エッチまでした…!

余計なものがあったけど…!

でもしたかったのも事実だった。
俺の体は翔くんを欲しがってる。
もっともっとなんだよ?
沢山翔くんが欲しいと言ってる。
翔くんはそんな俺を優しく受け止めて時には激しく揺らされる。
そのとき俺は翔くんがいないと生きていけないと思えた。

夜は翔くんがみんなでしなくていいの?って聞いてきたからみんなでやることになって盛り上がった。

でも、みんな楽しそうだった。
翔くん、なんでそんな笑顔なの?
なんで、みんなといる方が楽しそうにしてるの??

風磨や上田なんて嬉しそうにしてやがるし…!

俺の翔くんなのに…!
そんなヤキモチするなんてよくないと思ってお酒をガンガン飲んだ。 
すると今度は翔くんが絡んでくれないのが寂しく感じた。
だから抱きついた。
そしたらみんなに笑われて…!
少し恥ずかしい…!

大野さんは、絵が描けそうだからと戻った。

雅紀くんとニノは始めちゃってるから翔くんが防音にしてくるって言ってたから俺はトイレいくね?と言った。

トイレに行って出ると斗真がいた。

「潤くんって随分と性格変わりましたよね」といってきた。
まぁ確かにそうだけど…!

「だから…! なに?」と聞くと

次の瞬間俺の唇に斗真の唇が…!
おかしくない?
俺には翔くんしかいない。
翔くんと付き合ってることは知ってるでしよ?

「なにすんだよ…!」と言えば

「別になにも…!」と言ってまたキスをしてきた。

そしたら翔くんたちが来て…!
翔くんに怒られるのかなと思うと少し動揺しそうになる。
風磨がずっと好きだったのは知ってたっと言ってて最近じゃないのかと思って…!
なんでだろう?と思った。
優しくしたつもりはないし、そんな話した覚えもないのに…!
聞けば開き直ってるし…!
なんかムカつく! 
なんで、そう簡単に開き直るの?

翔くんはそう簡単に奪えないって言ってた。
それもまるで余裕みたいで俺のことを一番に知ってるって言われて嬉しかった!
ドキッとした。 
でも、今はこんな場合じゃないけど…!
翔くんにはお礼をしっかり言った。
斗真、残念だよ、いい人だと思ってたけど…!
せっかくの宴会が…! 俺の楽しかった空間が今はない! みんな、それどころじゃないと思ってる。 

翔くんは多分、本当は怒りたいんだけど、何かをしちゃいそうなんじゃないか、そう思ったから自分で自分のことを解決しなくちゃっと思って…!

楽しかった宴会をこんなにふうになって…!
許せるわけないじゃん!
楽しみにしてたんだよ?
だからムカついてるけど、冷静に一つ一つ斗真に突き刺さるように言った。

やっぱり、翔くんみたいに大人の対応ができないやと思って、最後は蹴飛ばしてしまった。

もう、斗真と同じ仕事をしたくないと思ったから翔くんに言いつけるとあっさりと認めてお金で交渉になった。

さすが翔くん! スマートだなって思う。

宴会は終わってしまったけど…!

翔くんとの時間は終わらなかった。
いや、終わらせたくなかった。

だって、翔くんといることで俺は生きている実感があるんだもん。

翔くんがいることで変われたし、楽しいし、好きっていう気持ちもしっかりと教えてくれた。

俺よりもカッコよくてモテル翔くんが俺と一緒にいることで翔くんも楽しそうに一緒に笑ってくれてる。

もう、俺のからだと心は貴方を求めているし、貴方がいない限り、俺は壊れてしまう。

もっと、一緒にいてもいいでしょ?

ダメかな?