潤の分以外は食べ終わった。

流石に一気に77を、食べたことは初めてだ。

「翔くん…! これ、分けてもいいかな…?」と聞いてきた。 

まぁ潤の方が多いからいっかと思い、

「いいよ?」と言うと

「ありがとう!」と言って抱きついてきた。 

正解だったな。

潤のを食べたいが…! チョコの味なんでとりあえず水を飲んだ。

時間を見ると夕飯の時間だ。

潤は、俺にくっついてて離れない。

まぁそんなことがあんまりないから少し驚くが

甘えてるときはとことん甘やかしてあげる。

「翔くん、なに食べたい?」と聴いてきた。

潤が作るもならなんでいいんだけどな

「潤が作りやすいものでいいよ?」と言うと

「ありがとう、じゃあ時間少し早いから煮込みうどんね?」と言ってきた。

久しぶりだ。 煮込みうどん。

潤をたっぷり味わうには時間が足りないから深いキスだけで我慢する。

「翔くん、俺のどこが好きなの?」と聞いてきた。

今さら…! って潤にとってはずっと気になってたってこと?

「んー、見た目も中身も全部が俺が欲しいと思ったんだよ…! 具体的にどこが好きって言われたら…! 本当の強さと、潤の顔かな?」と言った。

全部が全部好きなんだよ…!

「そっか、ふふっ、翔くんは、唇と、ポジティブなとろこが特に好き。」と言ってきた。

へー、そうなんだ…!

意地悪したくなっちゃったな…!

「ねー、俺の唇、そんな魅力的?」と聞くと

「う、うん」と言ってきた。

もう少しオッケーだな。

「ん、じゃあ、俺の唇で他の誰かに触れたら嫌?」と聞くと

「やだ…! ダメ!」と言って拗ねてる。

まぁ…!ちょっとやり過ぎたけどまだオッケーそうだ。

「ん、じゃあ、俺の唇は潤にとってはずっと、触れていたいの? 反応しちゃうの?」と聞くと

「バ、バカ!//」と言ってきた。

照れてる。 顔が真っ赤になってるぞ?

それでも…!

…好き。 触れてたい…! 反応しちゃう…!」と小さな声で言ってきた。

可愛い。 チョー可愛いぞ。

「な、なんか言ってよ」と照れてる。

「ふふっ、嬉しい」と言うと

「もぅ、翔くんのバカ!」と言ってキッチンに行ってしまった。

そしていい匂いと同時に潤が戻ってきた。

「食べよ?」と言って箸と小皿を渡された。

「「いただきます!」」

めっちゃうまい…! 温まる…!

潤を見ると食べながらもニコニコとこっちを見てる。

マジで、可愛い。 反応しそうだ…!  

美味しすぎてつい、沢山入れすぎてパンパン過ぎる状態になった。

そしたら「翔くんの食いしん坊さん、可愛い」と見てきた。

は、恥ずかしいわ…!

煽ってたはずの俺は煽られた。