枕あれこれ | 茶々丸の日常

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北枕は縁起が良くない

茶々丸が母のベッドフレームをえっさえっさと組み立てている時、それまで全く関心を示さなかった父がふいに顔を見せてこういいました。

北枕は死人を寝かせる方角なんだ

え~ ( ̄_ ̄ i) もともと父は母のベッド作戦に乗り気ではありません。転落するだの方位が悪いだのネガティブな言葉を投げかけてきます。手伝いもしないくせにベッドの位置には注文をつけるとは感じ悪いなあ。

母も 北枕… う~ん……もやもや と悩み始めました。

ベッドを置こうとしているのは、エアコンのある4畳半の部屋です。
それまで置いてあった家具や机、棚などを移動させて、母と相談しながらベッドから降りる際、安定して降りられるようにベッドの場所を作りました。するとベッドの頭側が北になるのです。

茶々丸自身は風水も家相もあまり気にしませんが、こういう縁起とか伝承とか信仰はとにかく本人が信じるか気にするかが非常に重要です。母が気にするなら何とか工夫して北枕は避けたいところです。

調べてみると
お釈迦様が入滅の時に頭北面西だったそうです。
そこから安息の極楽浄土に行かれた仏様にあやかり亡くなった人は北枕で寝かせようと言う風習ができたわけですが、その意味合いが逆方向に転じ、北枕に寝るのは死者の寝かせ方だから縁起が悪いと嫌われるようになったらしいです。

しかし「後生願わば北枕」という仏教の言葉があります。
極楽での安息を願うなら頭を北にして寝るのがよい、という言葉です。


風水では北枕は頭寒足熱で眠りに良い方位です。また科学的には地球の磁力の関係から北を頭に向けて寝るのは体液の循環に良いと言う情報もありました。

一方、風水でも科学でも睡眠には南枕はよろしくないらしいですね。茶々丸 学生の頃はよく南枕で寝てましたが(^_^;) そんなもんです。

枕の位置で心揺らぐ茶々丸母

しかし母に動揺を与えた張本人:茶々丸父は、なんと北枕で寝ているそうですよ。
もうホント訳が分かりません ((o(-゛-;)

来週にはマットレスが到着します。