事故報告書 | 茶々丸の日常

茶々丸の日常

ブログの説明を入力します。

今日は外来で働いてきました。
週3 午前中勤務のパートタイマーです。

最近勤務日数が少なく懐が寂しいうえに、家にいると買い物に出てしまい浪費に走るという悪循環な毎日を送っている茶々丸です。こんばんは。

さて、茶々丸の働く外来の診察室の椅子は背もたれなしのまわる丸椅子です。高さ調節できて、座ったままくるっと後ろに回ることができるので診察には便利です。こういうタイプです。よく見かけますよね。



でも、座るときに座面が回るので足腰の弱い患者さんだと気をつけねばなりません。
茶々丸の働く病院はかなり高齢の患者が多いです。無事座れたとしても、背もたれがない事を忘れてうっかり後ろにもたれてしまうのではと心配で、さりげなく背後に立っていたりします。

今日、呼ばれて診察室に入ってきたのは、まだ60代の若いにひひ男性患者さん。
背も高く、シャキシャキしています。もともとその人は主訴が眼精疲労なので体調は大したことはないのです。
「やあやあ 先生おはようございます」
笑顔で丸椅子をまたいで座ろうとしたところ……

そのままコントの一場面のようにすってんころりん
おしりから転倒したのです叫び!! ひゃあ~~~叫び

どうしてそうなってしまったのか患者は座面の位置を見誤り、
本来ある場所より後ろに腰を下ろしてしまったのです。

医師と茶々丸の目の前で起きた出来事です(((( ;°Д°))))
茶々丸も患者が若いのですっかり油断していましたショック!

「いやあ~お恥ずかしいことで。しかし病院で転ぶってのは もしも骨が折れていてもちょうど良いですな」
そんな冗談言ってる場合ではないでしょう( ̄Д ̄;;

幸い患者は上手に転んだようで尻もち程度で後に残る痛みもなく医師に状態を確認してもらってから帰りました。

男の人 丸椅子を見るとついついまたいで座ろうとする人がとっても多いです。
馬やバイクにまたがる感覚なのでしょうか。
「転ぶことがあるのでまたがないようにしてくださいね」とお願いしても、かたくなに いやいや大丈夫だからとまたぎます。
男らしい?とは思いますが、股や太ももが引っかかったり今回みたいに座り損ねたりするので、やめて欲しいですね(-"-;A

茶々丸はこの件で「事故報告書」を書き、外来の申し送りノートにも内容を記載して帰りました。この申し送りノートは外来勤務者全員が連絡事項などを伝え合うために毎日必ず目を通すものです。ちょっと面倒な作業ですが、全員がこの事故の情報を共有するため、事故報告書とセットで必ず記載する事になっています。

「事故報告書」は、ミスを起こしそうになった時や、実際ミスや事故が発生した時、そして自分とは関係なくとも事故を発見した時に作成します。
「実際起きた内容」「考えられる原因」「その時取った対応」「今後の対策」の4項目を記載します。

この丸椅子をまたごうとして転倒する事件は確か以前にも1回起きています。同様の事故が何度も繰り返されると、外来として予防措置などを講じる方向に動きます。

こんな感じの またげないタイプの椅子にしてくれると良いのになあ…
事故報告書をしたためながら、ハード面の改善を願った茶々丸です