お読み頂きありがとうございます。

今日は「子供のタイプを知る④
すぐ手が出てしまう子に接する時の気をつける事」
です。

目次
1,   すぐ手が出てしまう子の定義

2、すぐ手が出てしまう子の問題点

3、すぐ手が出てしまう子に接する時の
  気をつける事と参考例

4、結論




 1、すぐ手が出てしまう子
 (お友達をぶってしまう子)の定義 

○他の子と一緒に遊ぶシチエ―ションの時、
 少しでも思い通りにいかないと、
 お友達に手が出てしまい、
 ぶったり突き飛ばしてしまう。 

 保護者のタイプもあるが、
 我が子を連れての外遊びが
 おっくうになるレベルや     
  幼稚園、保育園など集団に入った場合、
 先生に指摘されるレベルの場合、
  これは、1にあてはまります。


2、すぐ手が出てしまう子の問題点 

 ○まずはこの問題点は
  ほぼ保護者の問題点
  理解してください。 
  
   なぜなら我が子の問題行動によって
  心配されるケースは、
  ほとんどが保護者にとっての
 ストレスであり、 
 子供自身は心が未熟な点もあり

 あまり感じていない事が
 多いからです。ガーン

それを踏まえて

問題点 
すぐ手が出てしまう子の親は
 お友達が出来ないのではないか?
 と心配になる。ショボーン

○よそのお子さんをケガさせてし
 まったら、という心配になる。ショボーン

 ○「あの子は乱暴ね」とママ友の
 評価が気になる。ショボーンなど


3、すぐ手が出てしまう子への
 言葉かけの気をつける事と参考例 

公園など外遊びはご近所さんの子供が
集まってくるので、顔見知りが増えていきま す。

小学校に上がる時、すでに顔見知りになる、
という前提で、

他の子供達の前で我が子を怒る事が習慣化すると、
 自然と我が子に「あの子はいつも怒られている子」とイメージが付きます。 

これは避けた方がいいです。
なぜなら子供たちの中でマウンティングが
出来上がる可能性があるからです。
(あいつ、いつも怒られているよなー)的な。


すぐ手が出てしまう子供に対して
望ましい声かけの参考例

我が子がお友達をぶったりした時、
まずは駆け寄って抱きしめる。

「どうしたの?何かあった?」と聞く。

我が子が「おもちゃを貸してくれない」

とか、子供なりの理由を言ったら

「そっかー」と一度、受け止める。

「でもね、ぶつのはよくない。お友達、痛かったと思うよ。」

と言う。

そして、大切なのは

ぶった子供に対して

保護者が我が子の目の前で謝る。

必要であれば、その子の保護者にもあやまる。

中には

「子供のケンカ」で片付ける保護者もいますが、

確実にこのタイプの保護者は、

ママ友の中で浮いていきます。

確かに、子供はケンカをして力の強弱を

学んだり、コミニケーションを学びます。

でも、私が3人育てた経験で、

自分の子供がよその子に乱暴しても

あまり怒らなかっり謝らない保護者は

結果、そのお子さんも理解されなくなっていきます。

今日は、我が子が手を出してしまうケースの

話ですので、

我が子が乱暴されても

保護者がちっとも怒らない親に対しての話は

別の機会に書きます。


4.結論

すぐ手が出てまう子供さんはその子の環境、
保護者の幼児体験までさかのぼる 必要があるケースや発達障害を視野に入れて考えるケースもありますが 

今回はシンプルに手が出てしまうお子さんへの望ましい対応をお話ししました。

どうしてお友達をぶつの、ダメでしょ」と
 否定から入る言葉かけや

 保護者が子供に手を上げて「お友達はこんなに痛いんだよ」と身体に教えるや り方。

これらの方法は全く効果は
ありません。 

子供は条件反射の様に手が出ている事が多いので、 同じシチエ―ション(思い通りにいかない時)になった時、 「お母さんに怒られたからぶつ事をやめよう」と 思う子供の話を聞いた事がありません。

少しでも効果を出したい場合は、

頭ごなしに怒らない、

話を聞く、

を基本として、

1番効果のある事は
我が子にお母さんが目の前で謝る姿を見せる事です。  

私が相談に乗っていた方のお子さんは、
少しずつ、手をあげる事が減り、

小学生の3.4年生の頃には
むしろおとなしい子と言われる位になりました。

時間はかかりますが、
お母さんは腹を据えて
対応する事をおススメします。

ここでも必要なのは
お母さんにとって信頼できる友達。

友達に、うまくいかない子育ての話しなど
聞いてもらい、
なるべくストレスを流す事を心がけてください。


ありがとうございました。