お読み頂きありがとうございます。
今日は、何気ない長男との会話を
書きます。
私が少し引っかかる言葉で
「私を否定しないで」
という言葉があります。
私を否定？
どういう事だろう？
例えば、「あなたのこういう所、直した方がいいよ」
と言ったとする。
そこで言われた方が「私を否定しないで」
と言ったとします。
言った方は？？
否定した訳ではなく
ただ、あるポイントを指して
そこは改めたらどうか？
と提案しているのに？
長男の話の中で、
「私を否定しないで、と言った人の説明が足りないのではないか？」
という事になりました。
「直せ、と言われても（私は、直せない）変われない、と思っていたら
直せ、改めろと言われる事は、私の存在を否定されている、って言う事になるんじゃない？」
と長男。
「私が今まで体験した人間関係で、
相手の弱点を突っ込んだ時、
本当だね、言ってくれてありがとう、
と言われるパターンと
指摘されたところを説明してくれる人（自分がどうしてそうなるか）がいる。
そこで別れるのかな？」と私。
長男「るろうに剣心」というアニメで
「お前を全部否定してやる」、というセリフがある。
もしかして、相手に変われ、とか、
間違っている、と伝える事は
相手を殺す位の衝撃（大げさだけど
）を覚悟する位の場面で使う言葉なのかもね」
と言われた。
人は、言葉の意味もそれぞれ違う解釈をしますが
人に助言する、とは
それだけ、言ったほうも、言われた方も衝撃が大きい事なのかも知れませんね。
この話の落としどころで一番驚いたのは
私の知り合いが友達とけんかをして
相手から、「私を否定しないで」とそばにあった本を床にたたきつけられた、
という話しを 長男にしたら、
「言われた方は本当に怒ったんだね。
傷ついたというか。
でも本を投げつける行為は別の問題だと思う。
本を書いた人に悪いよ。
本にもね。
どんなに悔しくても物にあたるのはよくないよね。
本にあたる位なら「るろうに剣心」みたいに
「果たし合い」する覚悟で相手にかかっていけばいいのに」
私も昔、ティッシュを投げつけた事があったので、
「あなたの言うとおり、物にあたるのは最低だね」
と内心、しょんぼりしてしまいました。
反省だけなら猿でもできる