ようこそお越しくださいました。
最近、私の周りで、おおくの同世代の女性が婚活に精力的だ。
今まで長いこと、自身のキャリアに邁進してきた女性の多くが、仕事に一段落して、
ふとこれからの人生プランを再度考え直し見直した時に、心の空洞を感じ人恋しく
なるようだ。
いざ、パートナー探しが始まるのだが、なかなかそう簡単にはいかないようである。
女性は、自分のキャリアポジションが高くなればなるほど、相手にも同じものを求め
てしまう傾向が強いみたい。
友人の話を聞いていても、「世界中、どこ探してもそんなパーフェクトな男性は見つ
からないんじゃない!」と私は言ってしまう。
彼女等の言い分としては、「今まで、頑張って仕事して、待ってたんだから!」とい
うコメント。
理想はあくまでも理想だけど、現実もしっかりと知っておかなければならないと思う。
某出版社主催のイベントで、”妊活セミナ”ーがあった。約30人の女性が参加したら
しいが、その多くが30才後半、40才台、そして50才台の女性も僅かだが参加してい
たそうだ。
凄いなって思った。”妊活”ということだから、結婚はしてるけれど、子供が欲しく
てセミナーに参加しているということになろうかと思うが、この気持を待った女性が
もっと増えれば少子化の加速に多少のブレーキが利くかも知れない。
しかし、高齢になってからの出産は、かなりリスクが付きまとう。
なんか残念でさみしいなと思う。長いこと仕事に忙殺されて、いざ子供を!と
思った時は、高齢出産の年齢に達している。でも、誰も恨めない。選択したのは
自分に間違いないのだから。
私が教鞭をとっている大妻女子大の講義で、学生たちにアンケートを取ってみた。
タイトルは、「あなたにとっての結婚適齢期は?」である。女性学とブランド論を担当
しているが、その授業の中でアンケート調査を行ってみた。
18才から20才の女性の意識を把握したかった。面白い結果が出てきた。約半分が
20才台が適齢期との答えで、残りの半分は、結婚して男性に頼るよりも自立したい
との回答だった。
私が大妻の学生時代って、自立なんて意識していたかなーとも考えた。
よく、いつの時代も、先輩の大人たちが「私たちの時代は○○○○○だった。あ
なたたちは、、、、。」とコメントするけれど、自立を意識している学生もいるんだ
なーと、女性学を担当している私にとっては嬉しかった。
自立と結婚・育児との関係性は女性のテーマだと思う。この内容の話は、尽きる
ことがなく果てしなく奥が深い。
本日はこの辺にして、続きは気が向いたら、またパート2ということで。
水上久忠の感想
同感です。自分を完璧なレベルでするには自分自身しかできない。
相手に同じように求めても仕方がないのですね。相手の良さと自分の
個性を如何にさらに素晴らしハモニーしていくようにお互いにしていく努力が
もっと大事だと思います。たしかに、妊活とは生み急ぎをする。そして、母子家庭
でいいとうライフ・スタイルはおかしいですね。