ようこそお越しくださいました。

作成: 田島 みわ 日時: 2012年2月8日


 最近、私の周りで、おおくの同世代の女性が婚活に精力的だ。
今まで長いこと、自身のキャリアに邁進してきた女性の多くが、仕事に一段落して、

ふとこれからの人生プランを再度考え直し見直した時に、心の空洞を感じ人恋しく

なるようだ。
いざ、パートナー探しが始まるのだが、なかなかそう簡単にはいかないようである。
女性は、自分のキャリアポジションが高くなればなるほど、相手にも同じものを求め

てしまう傾向が強いみたい。
 友人の話を聞いていても、「世界中、どこ探してもそんなパーフェクトな男性は見つ

からないんじゃない!」と私は言ってしまう。
彼女等の言い分としては、「今まで、頑張って仕事して、待ってたんだから!」とい

うコメント。
理想はあくまでも理想だけど、現実もしっかりと知っておかなければならないと思う。
某出版社主催のイベントで、”妊活セミナ”ーがあった。約30人の女性が参加したら

しいが、その多くが30才後半、40才台、そして50才台の女性も僅かだが参加してい

たそうだ。
 凄いなって思った。”妊活”ということだから、結婚はしてるけれど、子供が欲しく

てセミナーに参加しているということになろうかと思うが、この気持を待った女性が

もっと増えれば少子化の加速に多少のブレーキが利くかも知れない。
しかし、高齢になってからの出産は、かなりリスクが付きまとう。

なんか残念でさみしいなと思う。長いこと仕事に忙殺されて、いざ子供を!と

思った時は、高齢出産の年齢に達している。でも、誰も恨めない。選択したのは

自分に間違いないのだから。
 私が教鞭をとっている大妻女子大の講義で、学生たちにアンケートを取ってみた。

タイトルは、「あなたにとっての結婚適齢期は?」である。女性学とブランド論を担当

しているが、その授業の中でアンケート調査を行ってみた。
18才から20才の女性の意識を把握したかった。面白い結果が出てきた。約半分が

20才台が適齢期との答えで、残りの半分は、結婚して男性に頼るよりも自立したい

との回答だった。
私が大妻の学生時代って、自立なんて意識していたかなーとも考えた。
よく、いつの時代も、先輩の大人たちが「私たちの時代は○○○○○だった。あ

なたたちは、、、、。」とコメントするけれど、自立を意識している学生もいるんだ

なーと、女性学を担当している私にとっては嬉しかった。
 自立と結婚・育児との関係性は女性のテーマだと思う。この内容の話は、尽きる

ことがなく果てしなく奥が深い。
本日はこの辺にして、続きは気が向いたら、またパート2ということで。


水上久忠の感想

 同感です。自分を完璧なレベルでするには自分自身しかできない。

相手に同じように求めても仕方がないのですね。相手の良さと自分の

個性を如何にさらに素晴らしハモニーしていくようにお互いにしていく努力が

もっと大事だと思います。たしかに、妊活とは生み急ぎをする。そして、母子家庭

でいいとうライフ・スタイルはおかしいですね。