今日は、WBCのキューバ戦でした。
残念ながら試合には負けてしまいましたが、僕が注目して楽しみにしていたことがあります。
それは、解説者のコメント。
先日のテレ朝系列の中継では、古田敦也さんと工藤公康さん、そして今日は、衣笠祥雄さんと桑田真澄さんが解説でした。
先日のお二人も素晴らしい解説をしていましたが、今日のお二人も、さすがと思わせるコメントを述べていました。
その中でも印象的だったのが、桑田さんのコメント。
『スピードよりもコントロールが大事!』
マスコミ報道などでは、スピードボールが投げられることが凄いことのように報道していますが、桑田さんは、そうではなく、『あくまでコントロールが大切』と言い切っていました。
そして試合が始まってみると、桑田さんのいった通り、いくら速い球を投げても、コントロールが甘くなると、ホームランやヒットを打たれて点をとられていました。
一方、スピードがそうなくても、きちんとコントロールされた球は、バッターを打ち取っていました。
さすが桑田さん!と唸ると同時に、これって、指揮者にも当てはまるかもという思いが込み上げてきました。
よく指揮者のイメージって、派手なパフォーマンスをして汗を流して・・・みたいなことを想像する人が多いのですが、これって、一時はその姿に影響されて心に熱いものが込み上げてくるのですが、パフォーマンスだけの指揮者だと、すぐに飽きて、『またか』となってしまうのですよね。
指揮者の派手なパフォーマンスを投手のスピードボールになぞらえるならば、コントロールに値するものは、”楽譜を丁寧に読み込み表現すること”だと思います。
一見地味ではありますが、この丁寧な仕事こそが大切です。
楽譜をきちんと丁寧に読み込み、それを指揮で的確に表現していくこと、その結果、派手に見えるパフォーマンスになる部分があったとしても、それはそれでいいことだと思います。が、観客受けだけを狙った派手なパフォーマンスは、コントロールを失ったスピードボールのように、空虚な仕事になってしまいます。
コントロール=丁寧な仕事!
大切なことは、いつでもどこでもいろんな方から学べます。
そんなことを考えながら、WBCを楽しんでいました。
次は台湾戦!
是非丁寧な仕事と派手なパフォーマンスで勝利を勝ち取ってほしいと思います。