NHK NEWS WEB
2020年4月9日 22時03分

「緊急事態宣言」に伴う事業者への休業の要請をめぐり、西村経済再生担当大臣と東京都の小池知事が、9日夜8時すぎからおよそ1時間会談しました。会談後、小池知事は、10日、要請の具体的な内容を発表する考えを示しました。

西村経済再生担当大臣と東京都の小池知事の会談は、9日夜8時すぎからおよそ1時間、東京 永田町の合同庁舎で行われました。

会談の詳しい内容は明らかになっていませんが、「緊急事態宣言」に伴う事業者への休業の要請をめぐり、対象とする具体的な業態や施設について詰めの調整が行われたものとみられます。

会談のあと、小池知事は、記者団に対し、「危機感を共有できた。感染症の拡大を防止するという大目的について、方法論も共有することができた。きょうの協議をベースにして東京都として、あす、緊急事態措置の詳細を発表させていただく」と述べました。

西村大臣「考え方が整理できた」

西村大臣は、記者団に対し「小池知事とは強い危機感を共有できた。1か月で封じ込めるという思いで一致した。どのような施設を要請の対象にするかなど考え方が整理できた。どのような行為を行うかは、小池知事が判断する」と述べました。