![]() | 花のみぞ知る 1 (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 43) 439円 Amazon |
![]() | 花のみぞ知る 2 (ミリオンコミックス CRAFTシリーズ48) 669円 Amazon |
![]() | 花のみぞ知る 3 (ミリオンコミックス CRAFT SERIES) 669円 Amazon |
作品内容(コミックシーモアコピペ)
ある晴れた日の午後、大学の構内で、ある雨の夕方、駅で、有川と御崎は出会った。お互いの名前も知らず、存在も知らず──それが、すべての始まりだった。少しずつ、距離が縮まるふたりだったけれども……
■絵
古風で繊細、上品な感じ。
むかしの少女漫画の雰囲気で、受け攻めともに中性的な美貌。
特に御崎に『テンカウント』の城谷さんを感じる。
お花とか植物の絵も素敵です。
宝井さんはtwitterでも登山に行った報告などされていて、草木が好きなんだろうなぁと思います。
現在連載中の『グランネリエ』もそんな感じですよね(未読)。
表紙も毎回お花絡みなのですが、特に1巻は地味だけど水色と緑の色合いが美しいです。
必見。
■ストーリー
めちゃくちゃ良い。
何度読んでも「きゅーん」となる。
あっという間に読んでしまう。
続きが『花のみやこで』に入っているので、2人を好きになった人はそちらもぜひ。
![]() | 花のみやこで (H&C Comics ihr HertZシリーズ 133) 700円 Amazon |
BL界の全カップルの中で10本の指に入るくらい好きなカップル。
受け攻めともに大好き。
■エロ度
低い。
3巻に両想いえちシーンがありますが、ひたすら可愛くて甘くて幸せな感じ。
コミックシーモアでの修正はなし。
あまりリアルに描かずに乗り切ってるからなのか、むかしの作品だから修正が甘いのか。
宝井さんは『テンカウント』で濃厚なエロシーンを初めて発表して、ファンに衝撃が走ったらしいですね。
でも『テンカウント』は真っ白修正なので、輪郭も分かるという点ではこちらの方がエロい…のか。
『テンカウント』から『花のみぞ知る』に行ったタイプですが、これが宝井さんのBLでダントツ1位です。
基本、このブログは読んだ順に感想を書いているのですが
「こんな名作があるんだ。この先もBLを読み続けよう」
と思わせてくれた作品。
今でもこの有川・御崎ペアは深く心に残っているカップルです。
全く初心者の友人にオススメのBLを聞かれたら、この作品を言います。
お話としては
冒頭で有川がお花を落としてしまった御崎を助けるのですが、この時はまだ有川の目が見えていて、御崎が着けているネックレスを褒めます。
男物でも女物でも似合ってたら良いねって。
君には似合ってるよって。
同じ日の夜に今度は2人が駅でぶつかるのですが、有川はコンタクトを外してしまった直後なので、ぶつかった相手が昼間に助けた男の子とは気付かないんですね。
御崎は首に怪我をした跡が残っていて、ネックレスをしていません。
『ミサキ!』
と呼ぶ声がして御崎は慌てて逃げていきます。
有川は、御崎を認識する前に『ミサキ』の夢を見るようになるのですが、この時の声が聞こえてたから無意識に名前を知っていたのかな。
有川が部屋でうたた寝をしているシーンで教科書に交じってあのネックレスが置いてあって、間違って有川の荷物に紛れちゃったことが分かります。
それを彼女のかなみちゃんが見つけて誤解してしまう。
かなみちゃんは、有川の気持ちが自分にないと分かって静かに去っていきます。
今までの恋人にはこんな塩対応なのに、今後御崎のためには必死になるっていう有川の態度の差がよく分かって良いです。
御崎が首に怪我をして、ネックレスをちぎってしまった経緯は2巻で描写されます。
設定としては御崎がゲイで、有川がノンケで
川端さんが本当は御崎を好きなんだけど同性を好きになる自分を受け入れられずに彼女を作りつつ、でも御崎を諦めきれずストーカー化するっていうやっかいな感じです。
川端さんが自分の気持ちを素直に受け入れてたら有川と御崎がカップルになることもなかったので結果良かったんですが。
自分に正直に、大事ですね。
有川が、御崎はいつから自分のこと好きだったのかなと思うシーンがあるのですが、教室で皆の前で「君が好き」って言われてしまった時は御崎はご立腹なんです。
ご立腹のあまりゴミ箱に突っ込んでコケてます。
その後、研究室のお手伝いをしてもらって少しずつ親しくなるのですが、有川にも彼女がいるんだよなとぼんやり考えている時に、彼女を抱きしめて「君が好き」と言っている有川を想像してドキドキします。
前は不愉快な台詞だったのに…と戸惑う御崎。
その後河原で(アクシデントで)有川からキスをされてしまい、有川を好きな自分の気持ちを自覚。
「有川の友達でいたい。好きになりたくない。」
と悩みます。
このあたりが最初の山場かな。
御崎には、どうして好きになる人の性別を選べないのかとか、どうして自分は女の子じゃないのかとか、有川にはないような葛藤があるので
「俺がお前を一番にしたってお前の一番に俺はなれないじゃないか」
のシーンはとても苦しいですが、有川の優しい真っ直ぐな愛情、心があたたかくなります。
意外とコトが進むと、今まで彼女が途切れたことがない(イメージの)有川がかなりリードしてまして、男らしいです。
め、眼鏡外して
今日だけね
のシーン好きな人いるかなぁ。
好きだなぁ。
こんな事…
あの人にも許してたのかと思うと…
気がおかしくなりそう
とか自分を棚に上げてヤキモチ妬いてる有川好きな人いるかなぁ。
お前は『Punch↑』の牧さんか!?って感じ(笑)
「男の人同士のセックスいっぱい勉強しておくから」
ってキラキラしながら言う有川最高♡
こういうの有川だから許される。
「俺は御崎の事大好き」
のシーンも大好き♡
そして、有川には充分貰ったんだから今度は俺の番って考える御崎も大好き♡
大好きなとこ書いてったらページ足りなくなる。
イチオシ♡シーンは
「触って……有川」のところです。
ここからラストまで幸せいっぱいです。
ぜひ読んでください!!!
ショートストーリーで収録されてる幼い頃の2人とか、花言葉のメールのやり取りなど、本編以外のお話もすべてが愛おしい。
番外編の、有川が実家に帰っちゃったよ事件の話も好きです(*‘ω‘ *)
はぁ、もう一回読んでこよう。
ほかのBLではあまり思わないのですが、御崎が大好き♡という気持ちとともに、御崎に生まれ変わって有川に愛されたい♡という妄想も爆発する作品。
ほかのBLでは、この男性になりたい!とか攻めに愛されたい!とかあまり思わないのですが。
これが有川の魅力なのか。
恐るべし有川。



