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昨日今年初めての起業セミナーに行ってきた。主催はドリームゲートカレッジ。1昨年の10月から約半年に渡って「雑貨・セレクトショップオーナーコース」に入学し、物を売るためのノウハウと起業のイロハを勉強させてもらった学校だ。

カレッジでは雑貨店や飲食店、また、ネットショップ等による起業家を養成するための学校形式の講座のほか、起業やビジネスの参考になるその時々の最新の話題を良心的な価格でその道のプロの人たちから聞く事ができるビジネストレンド講座というものを開講してくれている。

そうしたセミナーの案内はメルマガを通じて定期的に紹介してもらえるので、聞いてみたいと思うものがあれば時間の許す限り参加するようにしている。最近では例えば、ネットショップでアップするデジカメによる商品写真の撮り方講座や実際の店舗販売における販売ノウハウをネットショップでの販売に取り入れて行くポイントとなる事柄など、大変有意義な講座に参加した。

今回は「オークション・ドロップシッピング成功への道」というタイトルで、今や大きな市場を形成しているオークション市場での販売手法と、これから急速に拡大すると予想されるドロップシッピングを利用した販売手法の解説、さらに実際にオークションサイトあるいはドロップシッピングサイトを利用して受講者各自が商品を販売する売上げ競争を行い、その結果を通じて成功の秘訣を考えていこうという内容のセミナーだった。今回を含め、計3回の講義を通じて検証を進めていく。

ネットショップによる商品販売は、実店舗による販売と比べ手軽に始め易いということで起業の1つの手段として注目されているが、実際に売り上げを伸ばし収益を上げて行くには実店舗並みの工夫と努力を要する。
つまり、自分のショップサイトまでお客が来てくれなければ商品は売れない。商品が売れなければ在庫を抱える事になり、死に筋商品の在庫は経営を圧迫し、それが累積されていけば企業活動自体が立ち行かず破局を迎える事になる。

この点、オークションは自分のいらない不用品を出品して、売れれば儲かる訳だし、ドロップシッピングも在庫を抱えずに商品販売できるという点でリスクが少なく、初心者がネットを通じて物を売るためのノウハウを学んで行くのに非常に都合が良い方法だ。

講義では、㈱デファクトスタンダード 代表取締役社長の武永修一氏がオークションについて、㈱もしも 代表取締役の実藤裕史氏が自社で運営するドロップシッピング仲介サイトを通じた販売手法について具体的な話をしてくれた。
次回はさらに踏み込んだ内容のほかに、実際に受講者自身が商品を販売する具体的な方法について講義を頂き、1ヶ月間の販売期間を経て最後はそれぞれの売上高を比較してその検証を行う事になっている。

武永氏も実藤氏も共通して言っていた事は「先ずはやってみる事」だという事だった。巷にあまた出版されているネットショップやオークション、ドロップシッピング関係の書物を読むより、先ずは自ら商売を実践し、その中から学んでいく事の方が遥かに勉強になるし有意義であるとの事であった。

セミナーには50人を優に超える参加者があり、会場は熱気で溢れかえっていた。受講者は皆、未来の億万長者を夢見ている。中年親父もチャレンジ精神を大いに掻き立てられたセミナーであった。

参考:ドリームゲートカレッジ http://www.dreamgate.gr.jp/college