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昨日、起業の勉強のために通っているドリームゲートカレッジの同期から、カートビジネスについてのプレゼンテーションと意見交換を行うので参加しないかと声をかけられ、参加してきました。

カートビジネスは僅か1.5坪のカートを使用し、今流行の駅中やショッピングセンター等、人の集まる場所で、集まっている人及びその場所、流行、季節に合った商材を提供することにより、少ない投資額でビジネスをはじめられる画期的なアイデアです。

一般的に店舗を構えて商売をする場合は、賃貸契約の締結と家賃と保証金の支払、内外装の改装費等莫大な初期投資が必要となります。しかも、期待に反して商売がうまくいかなかった場合、店舗を構えていると容易に撤退が出来ず、撤退までの間、傷口を大きくしてしまうというデメリットもあります。

しかしカートの場合は、許可を受けた場所で、保証金は不要で比較的安い賃料で出店することができ、設備投資も少なく、交渉次第で移動も可能で、仮に期待に反して商売がうまくいかなくても、すぐに撤退できるという大きなメリットがあります。低資本で起業するにはうってつけの手法というわけです。
また、そのビジネスが人々に受け入れられれば、カートを複数箇所に出店することによって簡単に事業規模を拡大することが出来るのです。拡大も縮小も思いのままなのです。

カートビジネスは、本場アメリカでは3兆円の市場規模があるといわれ、同様に日本でも1兆円規模の市場があると推計され、非常に将来性があり、今大きな注目を浴びているビジネスツールなのです。

カレッジの同期はこのカートを使用したビジネスモデルを模索しており、有志を集めて自分の現状でのアイデアを披露し、率直な意見を聞きたいとの意向で参加者を募ったのでした。

僕はまだ自分独自のビジネスモデルというものは作り上げていませんが、いろいろな人の意見、情報、考え方を聞き、今後の参考にしたいと思い参加しました。

プレゼンテーションの場にはカレッジの同期のほか、カートビジネスを事業として推進する企業の代表者や関係者、経営コンサルタントも同席してブレインストームが行われ、大変参考になる意見を聞くことが出来ました。
プロの評価は、ビジネスモデルとしては、まだまだ詰めるべき点が多いけれども、話を聞く側の気を引ける内容であるとの評価もされていました。
やはりビジネスとして立ち上げるには、いろいろな場所、お店、商売の形・方法等を実地に見て回り、データを集積し、それらを基に緻密な計画を練らなければいけないことを再認識させられた集まりでした。