私の小説集 -3ページ目

私の小説集

色んな小説を書いていきます。シリーズものや短編集など様々書いて行けたらいいな。
※盗作はやめてください

こうして男子生徒達は給水所を挟んで走りゴールまで辿り着いた。そしてこの日の大会は終了した。
ケンタウロスは必死になって走りギリギリエリゴスを抜いたがエリゴスは自分が勝ったと主張するのでドリコス走長距離走は引き分けということになっていた。


「お疲れ様。」
ガイアがケンタウロスの所に駆けつけた。
「ありがとう。それにしても疲れたよ。明日は明日でまた走らなきゃいけないし。」
「あら、でも明日は長距離じゃないから少しは楽でしょう?」
ガイアはケンタウロスとマールスの所に向かいながら話していた。
「あ、そうそう。私ケンタウロスに言わなきゃいけない事があるんだけれど・・・。」
ガイアはエリゴスの異変をケンタウロスに告げようとしたがそこにヘファイストスとヘルメスが現れてケンタウロスに話かてきたために遮らてしまった。
「話すチャンスだったのになあ。今度はいつ言おうかしら。」
ガイアはがっくり肩を落とし芝生に座り込んだ。


この日の大会が終わった夕食時、ケンタウロスはガイアとマールスとアフロディティーと食事を取ることにした。
話は今日の詩の大会にてキューピッドの告白で盛り上がっていたがガイアは浮かない顔をしていた。
「ガイア、どうしたんだよ?全然食べてないじゃないか?」
そこにマールスがガイアの顔を伺った。
「たっ食べてるわよ。失礼しちゃうわね。」
ガイアはムキになってお肉を頬張ったがマールスにとっては無理をしているように見えた。
ガイアがエリゴスのことをいつ話そうか考えているとケンタウロスが食べながらガイアに聞いた。
「そういえば、大会終了後ガイアは僕に話したいことがあったんだよね?」
「ああ、そうなのよ。」
ガイアは話すきっかけを作ってくれたケンタウロスに嬉しさで一杯になった。
「今日のエリゴスの声ってやけに高くなかった?」
アフロディティーが小声で男子2人に聞いた。
「えっと・・・どうだったかな?」
ケンタウロスとマールスが顔を見合わせた。
「私もアフロディティーに言われて確かにっと思ったのよね。あいつは悪よ。何するかわからないから注意が必要ね。」
ガイアの言葉にみんなは頷いた。
「僕も走ってる時言われたんだ。勝つのに手段は選ばなってね。」
ケンタウロスは明日が不安になってきた。