某名門私大の女教授、お馴染み勝ち組女史とは、この2年間、本を出版したり論文書いたり、膨大な時間を共同workに費やしました。ワタクシ、授業分の給料しか出ない非常勤講師なので、これらの仕事は全てタダ働きですが、そうことには無頓着でして、
「そういえば…」
って感じで、今気付いたという(笑)
さて、来年度の契約で、女史は、他の大学(A大とします)とバッティングする時間帯に授業を契約してきました。私のスケジュールも一杯で、その日しか無かったんだと思います。
女史:「お仕事は選んだ方がイイと思いますわ、さこ先生(微笑)。」
A大は学生の出来はあまり良くなく、女史の大学の方が偏差値も遥かに高く、聞こえも良い。実はA大学の方が先約でしたが、女史は当然私がA大学を断って契約更新すると思い込んでたでしょう。
でも、悩んだ末、私はA大学を選びました。A大学の学生は出来は悪いけど素朴なイイ奴。依頼して下さる教授ものんびりしていて憎めないオジイさんで、のびのびやらせてもらえる。女史との仕事は、自分のやりたいことはやりにくいけど、オコボレを期待出来る。第一、名門ですし。
こんな理由で迷っていた私に対して息子の一言。
「やりたいことが出来るか、そこにいて心地よいかだと思う。世間体や給料も大事だけど、健やかに働ける方が大切。」
で、先日、女史にお別れに行ってきました。お互い大人なので、感情論なしでサッパリとこの2年間は刺激的で超忙しかったけど、勉強になりました。女史には感謝してます。そして、何だか、気分が晴れやかです(・∀・)