2ストロークサイレンサー    タイプ別紹介


2ストローク用サイレンサーはEVO、NR、TORCの3種類

それぞれサイズと形状が異なり出力特性に違いがあります。


  KTM EXC系の250/300用                                  Betaの200/250/300用は2種類

TORC

パワーチェックでは全域において最大値を記録しており、テストライダーからの感想も同様です。

よりパワーが欲しいシチュエーションにオススメです。


NR

TORCよりも細いサイレンサーで出力特性はノーマルとTORCの中間というイメージです。

TORCよりもサイレンサーが細くなるため、より軽さを重視したい場面にオススメです。



  KTM EXC系の125/150用は1種類

TORC

低速域、高速域でノーマルを上回ります。

今後コンパクトなEVOも発売予定です。


  X-Trainer250/300用は1種類

EVO

コンパクトなX-Trainerにバランスの良い最もスリムなモデルです。インドネシアではビギナーを対象としてマイルドな特性を狙って作られていますが、日本専用モデルはハードエンデューロのレジェンド、ロッシ高橋選手の要望で細かな変更を行い、アクセル開度に対してリニアなレスポンスを追及した【ROSH】エディションです。


  YZ250X用は1種類

NR

サイドカバーとリヤタイヤのスペースに限界があるため細身のNRのみです。エンデューロモデルらしくマッタリとした回り方のノーマルに比べ抜けの良い特性です。

このモデルを使用したマシンが2023年JNCC開幕戦にて総合優勝を獲得しました。


  YZ125X用は2種類                                                  それぞれ新型/旧型用あり。


EVO

最もスリムなモデルです。

気持ちよく回り、オーバーレブからの頭打ちも穏やかです。


NR

EVOよりも低中速に振った特性で扱いやすく、シチュエーションによってはパワー感で勝るEVOよりもラップタイムで勝る結果が出ています。


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次回は4ストロークのタイプ別紹介をいたします。

その他ご不明な点がありましたらお知らせください。