『風とともに』
作詞：山本タカ（くちびるの会）
作曲：伊藤靖浩 編曲：宮里豊
振付：38mmなぐりーず
「これで本当に私たちも最後ね」と 鏡のまえの君がポツリ
こぼしたあの日の涙と言葉すくえずに 心の隅で今も揺れてる
冷めた風が他人事のように 私たちの隙間をすれ違っても
それはそれだけのこと。
きっとここには思い出ばかり香るのでしょう。
さらり さららん 去りゆくきみに
よぶ声もなく 追うものはなく
さらり さららん さよならきみよ
いつか共に立つ 舞台があれば また会おう。
一人電車の窓に映る私を見て 「夢のエピローグね」とつぶやく
春の風がさいなむように 私の髪を引いたとしても
それはそれだけのこと。
きっとこれから孤独ばかりが見舞うのでしょう。
さらり さららん 去りゆくものは
振り向きもせず 名残も消して
さらり さららん さよならみなよ
いつか共に立つ 舞台があれば また会おう。
いつか君を羨む日が来るかもしれない。
君を忘れる日が来るかもしれない。
でも、私には私の、あなたにはあなたの戦いがある。
きっとそれだけのこと。
やがて香る思い出さえも 吹き抜ける風に消えて
さらり さららん 去りゆくきみよ
寄せてはめぐる 季節を越えて
さらり さららん さよならきみよ
いつか共に立つ 舞台があれば また会おう