2024年1月9日（火）夜の部　立川けやき座にて大衆演劇を見てきました～。

劇団荒城。3回目です。昼公演は貸し切り公演でした。

今夜も大賑わいの立川けやき座

会場、とても盛り上がっていました。

種子島大作、スゴかった。

官能的な表現が多め。ヒューヒューとはやしたてるファンの声多く。

仮に官能的な部分が無くても、種子島大作が人気作なのは、すぐ分かります。

私はカーテンコールが卑猥すぎてイヤでした。

悪い演技、素晴らしい！私は感情移入できないけど、こりゃ～スゴいよ。

大岡越前、雲野、伊勢様とのやりとり。伊勢様は声だけなのだけど、和也さんと祐馬さんの目線で、客席後方に役者さんがいるのかと…振り返って見てしまいました

その後も何度か振り返りたくなってしまうほど。

熱血吉田登場。松岡修造ぽい

私は思うんだけど、蘭太郎さんと大作は付き合ってたんだと思う

。蘭太郎さんが熱っぽく大作を見つめていて、抱き締め合う二人が美しかった～。

大作の体に手を沿わす所作に相手への愛情を感じて、見ている私は幸せな気分になりました💕相手への愛情は性別関係ないから

ところが、堅気にならないならと刃物を！蘭太郎さん、大作と離れたくないんだね。けど、それは相手の気持ちを踏みにじることと同じことヨね

このあと、五分玉お藤（大作の妻？）が現れて、三角関係は終わった。大作、割りと冷めてて、蘭太郎さんのこと、単なる仲間としか思ってなかったのかな…

。

長時間の立ち回りです

！けがしないでください～

大作がラリってるような戦うことが悦びのようです。カラコンの他、舌も着色したのかしら？紫色に見えたけど。

指のほんの演技、体のちょっとした角度で、悪さを表現してるんだろうか、素晴らしいなとか思いながら見てました。研究し尽くしたのかな、作り込んでるなぁ。

血しぶきを大作が浴びて場面転換。直前のシーンは脳裏に残ります。

迫力ある立ち回りが続き、種子島大作が極悪人であることがよく分かりました。

御用だ！御用だ！

照明のチカチカ点滅の効果抜群で、こういう使い方をして欲しいのお手本。

月太郎さんと大作のスローモーションの立ち回り、カッコいい💕速度が合っているように見えてスゴイ

スローモーションって、観客は動きも顔もじっくり見れるからいいけど、役者さんは誤魔化せないからキツそう！

ヨッ攻めるね、劇団荒城っ

がんばれ、熱血ヨシダ！

月太郎さんの刃がポロリと折れる演出････ではなくてアクシデントでした❗難なくリカバー（臨時の刀なので、退場時に刀が鞘に入っていないのです）。肉弾戦もあり、最後は縄で引きずってくるという！

月太郎さん、鼻をすすってたけど大丈夫だったのでしょうか。。。

大作が裏切り者をバラすのと、「俺らは仲間もめしない、公務員は足引っ張りあってばかり、一緒にするな」的な台詞がありました。

そうなのよね。役人や政治家だけじゃなく、現代人は自分だけがよければってなっちゃってるよね。コロナ自粛があってから、加速した気がする。すごくワガママになっている自分に気が付きます。

種子島大作、花道からの退場時にパート2への布石のような捨てセリフ。表情も変えず泰然としている大岡越前が素敵でした

カッコイイ

ラストの妹ビンタがなんだか浮いてるように見え、カーテンコールの時間繋ぎだったのかなと思いました。

絶賛の声多数

ものスゴかったとしか言いようがないけど、私は1回で充分かな。自分好みのジャンルじゃないのもあるけど、ちょっと刺激が強すぎ

観に行ってよかったです。

1/9 劇団荒城 種子島大作