コードネームハ、一九三 -80ページ目

ふりかえる

はいよ

朝帰りでした

友達とふらふら

ファミレスいって

だらーっとしてたり

カラオケいって

ふぎゃーってなったり

日の出みて

飲みながら

悩み事言い合ったり

久しぶりにこんなことした


あぁ

けっきょくは

この方が

一番楽でいられる友達かな

なんて思った


うん

まず性別の境を越えて

友達として普通でいられる

人間がいるというのは

素敵なもんだと

しみじみ思ったよ



やつもなんか色々

考えてる人でして


こんなことやつには

申し訳ないが

似た感覚を感じたね


あいつは素敵な人間だ

やっぱ



あいあい

そんなわけで



バイト終わって

スタミナ0に近い状態で

朝帰りだったから



ホントやばいです

眠いです



あーあ

エイプリルフール

言いたかった



そういやさ

安藤ねぇやん

アルバム出すんだってね



これは買いますよ

まず絶対



やっぱ

私 一九三

色々道草しましたけど


安藤裕子が一番好きな

歌手ですわ


ここ何日

ずーっと聴いてるし

やっぱあの方が一番ですわ

ルックスも含め


一九三的完璧女性は

安藤裕子です



うん

明日はちゃんと

新しいテレビ小説みよう



そいじゃ



きょうおもったこと『一九三フィクション』

気づいたら

寝ていました



白い部屋で

白い監獄で



左手首の

包帯に

黒みがかった

赤い液体

滲んでました



生きていました

また生きてしまいました



いや

生きている実感だけ

欲しかったんです




停止することなんて

願ってません





存在価値を

確かめたんです





きっと

赤道あたりの方々は



子供の遺体に

涙を

落としているのでしょう



銃弾飛び交う市街地で

震えを抑え

避難を

繰り返していることでしょう



私の悩み事なんて

贅沢なのは知ってます



私ばかりじゃありません



私の国は島国です



無駄に知識を身に付け

大国に守られ

石ころに大金を出す

腑抜けばかりです




そのなかに

私は落とされました



何もかも手に入るんです


食料も

水分も

情報も

娯楽も



全てが手に入るんです



そうすると

生命の尊厳って

生命の価値って

わからなくなるんです



だから

手首で確かめるんです


喉ではなく

手首で



そして感じるです

自身の生命を



そこで私は一緒に

感じるんです



何もかもが手に入る

この国で

感じるんです



身体のそこから

血液と共に滲み出る



喜びを感じるんです




きょうおもったこと『不統合』

過去の痕跡

灰と化す



無駄な物は排除する

当たり前のことさ

だから

僕は過去の痕跡を消した



なんの価値も

見出だせない


なんの意味も

持たない




青い果実は渋いだけ

青い記憶は温いだけ




そう



気がついたのさ

何年も前に



未熟な時代を

振り返ることが

不必要なことに



自分がどれだけ

無様な存在だったかを

恥じるだけということに




今を生きている



それは一分一秒すらも

過去でしかない



無駄な物に

未練もない



さようなら

そして死んでしまえ



幼稚な自分

無能な自分

恥だらけの自分




所詮は踏み台でしかない