タナカさんにアナリストにゾネ君
恐る恐る自動扉をくぐると
僕の横を通り過ぎるキャディーさんが
ニヤっ
そして
ニヤ
ハイ確定
Fさんが
先頭車両で待っています
少し親近感が近づいている雰囲気で
袋から取り出していたカイロを
あたためといたよー
と手渡してくれます
うわぁ~、ありがとうございますぅ~
なんか
泣きそう
そして
ぼくは
この日も
カートにほぼ乗ることなく
走る
走る
飛び跳ねる
ときどき
右の膝が
変な反応をするのも
気にも留めず
走り切りました
そして
脳みそのコンピューターで
次回の順番を検索しました
あ、やばい
確実に、またFさんがついてしまう
どないしょ
どないしょ
この連チャンは、きつすぎるぞ
そして
き、き、禁断の
やってはいけない
画策を練ってしまった
フロントにむかい
仲の良いSちゃんを呼び出して
ちょっと
つぎ、用事があって朝一こられへんから~
時間をずらしてほしいねんけどぉ~
はいはい
すべての思惑をお見通しの笑顔に
チャック全開で告白しているみたいな恥ずかしさを隠し切れませんが
やってはいけないと思いつつ
なわて人生二度目の禁断の扉をあけてしまった