Arte, arquitectura y espacio-tiempo conectados a España. -17ページ目

Arte, arquitectura y espacio-tiempo conectados a España.

美術、建築、空間が好きです。それらに触れられる時間が愛しい。そして何故か、私の感性はスペインに繋がる。

会期が残り僅かですが、

東京都美術館で開催中のコートールド美術館展(開催期間:2019年9月10日~12月15日)

 

本展の目玉作品フォリー=ベルジェールのバー

イギリスBBCラジオ4による「イギリス国内の偉大な絵画」投票で第3位に選ばれています。

因みに1位はウィリアム・ターナーの作品。

 

 Edouard Manet 

≪フォリー=ベルジェールのバー/A Bar at the Folies-Bergère≫

 96 cm × 130 cm    1882

oii on canvas

(C)The Samuel Courtauld Trust, The Courtauld Gallery, London

 

フランス画家の作品が3位に入るという…、

イギリスは絵画芸術分野では後進国だというのが表れているような。。。
 

それはさておき、

実は私、今回の展覧会まで、イギリスにこれ程素晴らしい印象派・ポスト印象派コレクションがあることを知りませんでした。

日本人は案外知らないのではないでしょうか?

 

仮にロンドンへ旅行へ行くとして、チェックするのは大英博物館、テートモダン、

ナショナルギャラリーと言ったところで、コートールド美術館は優先順位が低くなると思いませんか?

このチャンスを逃してはいけません!

今のうちに上野で、イギリスの印象派・ポスト印象派の名作を鑑賞しましょう。

 

コートールド美術館は、イギリス人実業家サミュエル・コートールド(1876年~1947年)が収集したコレクションの寄贈を基に1932年に開館した、イギリスが世界に誇る印象派・ポスト印象派の殿堂です。

 

コートールドは美術や美術史を勉強したことがなく、自身の感性でコレクションを蒐集しました。

当時のイギリスでは、印象派やポスト印象派の作品は高く評価されておらず、
美術館にも収集されていなかったのですが、

コートールドは1917年にロンドンで開催された絵画展でフランスのアートに刺激を受け、

またフランスにルーツを持つコートールド家なので、フランスの印象派、後期印象派の作品を収集したそうです。

コートールドはイギリスにおける印象派の伝道師と言えます。

 

アルルで描かれたゴッホの作品もありました。

 Vincent van Gogh

≪花咲く桃の木々/Peach Trees in Blossom≫

65 cm × 81 cm    1889

oii on canvas

(C)The Samuel Courtauld Trust, The Courtauld Gallery, London

 

 

こちらのドガの作品は、ぱっと目を引く明るさがありました。

鮮やかでドガにしては細かく描かれていて、華やかな空気が伝わってくる1枚。

Edgar Germain Hilaire Degas

≪舞台上の二人の踊り子/Two Dancers on a Stage≫

61.5 cm × 46 cm   1874

oii on canvas

(C)The Samuel Courtauld Trust, The Courtauld Gallery, London

 

コートールドは早くからセザンヌを高く評価しており、コレクションが充実しています。

セザンヌが繰り返し描いたサント=ヴィクトワール山。

 Paul Cézanne

≪大きな松のあるサント=ヴィクトワール山/Montagne Sainte-Victoire with Large Pine≫

66.8cm × 92.3cm   Circa 1887

oii on canvas

(C)The Samuel Courtauld Trust, The Courtauld Gallery, London

 

 

「イギリス国内の偉大な絵画」投票 出所:
http://www.artandarchitecture.org.uk/insight/bbc_today_bar_result.html

http://www.bbc.co.uk/radio4/today/vote/greatestpainting/winner.shtml