母・ケイコは派遣会社を経営している


ケイコの部下のなかの一人に


お歳暮に大きな花束を贈ってくれる人がいる




昨年は、黄色いチューリップがメインの花束


一昨年は、ピンクのバラがメインの花束


その前の年は白いユリがメインの花束


毎年、色と花を変えて届けてくれる



今年の花束は真っ赤なバラがメインの花束だった



花が届いた日・・・・


黒野家は、少し細い路地を入らなければならず


宅急便の集配車は家の前まで来られないのだ


近くの広場に車を止めて徒歩で配達してもらうのが


いつものことだ



広場から黒野家の間に、御長寿会のメンバーの家がある


もちろんその配達の様子を見ている


全員、ガン見で(笑)




真っ赤なバラの大きな花束が


年頃の娘のいる家に贈られている!!


結婚しかないじゃないか!!



などと盛り上がったそうです・・・・




即、確認の電話が隣からかかってきました(笑)




ええ、確かに仕事を辞めて


実家でケイコにこき使われながら(笑)


洗濯物を干したり、買い物に行ったり


主婦なことをしていますが・・・



15日までのことなんですが・・・・



どうあっても、結婚させたいようです(笑)



ああ、中途半端な田舎って生き難い(笑)























私の本名ではないが


サキは私を「ナオミ」と呼ぶ



某、和製ビヨンセに似ていると


父が言い出したために


呼ばれるようになった



似てるか~?(笑)



体型と髪型が似ているだけだと思うのだが・・・・



実家は昔ながらの町にある


田舎特有の連帯感があり


三軒となりの山田さん家の次女の嫁ぎ先と


次女の旦那の職場までも、一般常識のように


全員が知っているような地域だ




二軒隣の家は、ヒロキさんの家だ


ヒロキさんは三十代後半で


20年近く前に実家を出て行って


遠くで働いている


公務員らしい


未だ独身なのは、彼自身の問題ではなく


彼の家族が原因で、結婚できなかったからだ




そこまでの事情を知っているのも


サキ経由で婆さんたちの話を聞いたからだ




で、何でヒロキさんと私の話かというと


結婚したらイイのに


という話題になったそうだ・・・orz




なぜ、私なのかというと


1.家族に問題があるので、自分の孫や親戚は嫁がせたくない


2.自分たちが知っている共通の人物で、ヒロキさんと一番歳が近いのが私だった




暇つぶしに人の人生を勝手に

決める御長寿会のメンバー・・・


(全員、大正生まれである)



逝ってしまえ!!




ちなみに、御長寿会のリーダーが


ヒロキさんの祖母さんにその話をしたら


「あんな娘、あかん」


との返事が返ってきたそうだ・・・・




ケイコには


「家を出て行って10年近く経つのに


存在で、話題を提供して


婆さんたちの心を活性化させるなんて


さすが白衣の天使様(笑)」


なんて言われてしまった・・・・(_ _。)





こんな陰険な町で暮らすくらいなら


都会で孤独死したいと


本気で思う(。>0<。)