よーーうやく見に行ってきました、「この世界の片隅に」。
観終わった後、今自分がいる世界がこんなにも違って見えてくるのか、と映画館を出てとぼとぼ歩いてしまいました。
戦前も戦後も、当たり前ですがずーっとつながっていて、そこにはごく普通の暮らしがあったということ。
映画を観終わってから、その時の話を祖父母たちにもっと聞いてみたくなりました。(当時は、主人公のすずさんとほぼ同じぐらいの年齢だと思うので)
舞台になっている広島・呉は、5年前の藤田麻衣子ちゃんのツアーの広島公演の帰りに、自分への誕生日プレゼントとして松山に行く高速ジェット船で通りがかりました。
呉の造船所、本当に大きくてびっくりしたのを覚えています。
コトリンゴさんの音楽もとっても素敵です。
やはり印象的なのは「悲しくてやりきれない」。
映画を観終わった後日に、個人的に悲しい出来事があって、「”悲しくてやりきれない”とはこのことなのか」と、そしてコトリンゴさんのこの映画のアレンジバージョンで聞きたくて急いでサントラを買いました。
いろんな感情を、音のパレットに乗せて、これからもよりよい音楽を沢山作れるよう精進します!