星野立子

旅なればこの炎天も歩くなり』

季語:炎天(夏)

意味:せっかく旅に出てきたのですから、この暑い天気のなかでも歩いていきます。

炎天とは、夏の燃えるような暑い天気のことを言います。

どこを旅していたのでしょうか?

またとない地にきているのですから、少々暑くても歩いて行きますという、旅の意気込みを感じます。

ちなみに、作者は高浜虚子の次女で昭和の俳人として活躍しました。

ブラジルやインドなど海外経験が豊富だったようです。