ゴースト


フォルムの外側ばかり追いかけて
美しさだけを見ていたら
真ん中がスカスカだ。

理由と正論に縛られて
がんじがらめになってたら
振り返っても足跡さえ無かった。



誰かの靴の音
なぞって歩いて

強い物に前ならえして
自分を守ってた。 


誰かに批判されるのが
怖かったんだ。



ゆらゆらと揺れる
おばけみたいな気持ち

やり場のない憎悪と不満で


誰かを傷つけるのが
嫌だったんだ。