知人のお子様の話。
幼稚園に通っていて、来年小学校に上がるそうだが、
幼稚園の先生に、面談のたびに「集団生活が出来ないと、小学校で置いていかれますよ」と言われているとの事。
先生としては、小学校に行けば人数も増え、先生が厳しくなるから、スケジュール通りに出来ない子は置いていかれる。心配しているからこその言葉だとか。。
我が子もなかなかのマイペースな子供で、そう言った点では我が子も少々心配ではあるけれど、その話を聞いたときに「う~ん...」と何だかすっきりしない、モヤモヤっとした気分だったのです。
別の話で、これまた友人の子供の頃の話。
友達を仲間はずれにしたり無視したり。
女の子には割りと良くある話ですが、友人は帰国子女でどこか雰囲気が違っていたからなのでしょうか?良くいじめられたりすることがあったそうです。
ですが、その友人のお母様はとっても素敵な方で、常に我が子を信じ、愛情を注いで育ててこられて(←当たり前の事ですけど、このお母様の度合いが違うんです!!)、友人はクラスメイトにいじめられてもママが居る!と言う安心感で乗り越えられたと言う事です。
私自身環境の変化が多少あり、併せて心境の変化もあったりする今日この頃。
人との接し方、コミュニケーションの難しさをこの歳になって痛感しています。主人にこういった話をしたときにD・カーネギーの「人を動かす」って本を読んでみたら?と薦められ、読んでいる最中なのですが、今日読んでいて、ちょっとすっきりしました。
「人を動かす」の中に「父は忘れる」と言う文章が載っています。
(気になる方はコチラ)
知人が先生に言われたことに、ずっと私もモヤモヤしていました。
確かに先生が心配する事もご尤もなのですが、それだけではないと思うんです。(あくまでも私個人の考えなので、気分を害された方がいらしたらすみません)
人には個性があります。
集団行動する中で、本人が辛い思いをすることも恐でしょう。
けど、そこできっとその子は学ぶんだと思います。
親が転ばないようにしてあげるのもひとつの方法かもしれませんが、私は転んだ後どうするかが重要だと感じています。
親が「小学校に行ったらこのままじゃ置いていかれちゃうよ?」
あーしなさい、こーしなさい。と言ったところで、子供にどれだけ伝わるのでしょうか?
私も普段娘に、あーしなさい、こーしなさい。来年は小学生になるんだよ。と言ってしまいます(苦笑)
でも、実際経験したことの無いことを想像させて、5歳児の娘が自らを変えるってハードルめっちゃ高いですよね。。
面談のたびに「お家でちゃんとお話されていますか?」といわれ、ちゃんとお子さんと向き合ってるその知人は、「ちゃんと話してるよ!」と思うそうです。
それって知人の精神衛生上にもよくないですよね。
子供は急かされ、親もストレスを感じ。。。
これって不のスパイラルでは?
小学校に上がるための準備は必要だと思います。
「小学校に上がるために今から練習しようね!」そう言うと娘は張り切って数字やひらがなの練習に励み、翌日の準備も頑張ってます。
それでいいのでは?と。
子供が壁にぶち当たって悩んでいるときに、「一緒に考えよう!」
と言え、子供もパパ・ママが居るから大丈夫。家に帰ったら相談してみよう!そう思えるような関係を築くことが本当は一番大切なんじゃないかな?と思いました。
けどついつい叱ってしまうんですけどね~...。
今後の自分自身の為に備忘録として!