ナニシロゴマンニン ・・・8/11最後の横浜ダービー並みの動員を目指したクラブは
早い時期から積極的な集客作戦を展開したが、あと1万人足りなかった。
とはいえ、約4万人が駆けつけた日産スタジアムは、入場の際も長蛇の列で
猛暑もあり、キックオフ前から汗でぐっしょり。
本日のレフリーは岡田主審。2節湘南戦に続いて今季2度目。
試合の結果を左右しかねないPKという、大きなジャッジがあったが
ガンバDF中沢がエリア内でユニフォームを掴んでおり
今シーズンの基準から見ても、妥当な判定かと。
他には特にストレスを感じるシーンもなく
俊輔が倒されてファールをアピールした場面で
俊輔に向けて「ちゃんと見てるよ」のウィンクをしたシーンは
ある意味微笑ましい。
立ち上がりからほぼガンバペースの内容で、ポゼッションもガンバが上回り
シュート数もガンバが圧倒。
失点してもおかしくないシーンもあったが、飯倉が大きな声でコーチングして
シュートを打たせないように、中盤から後ろの選手が
体を寄せさせたりして、なんとか防いだ。
そんなガンバペースを引き戻したのは、
空いた裏のスペースへ飛びそうとした俊輔に、兵藤から出た浮き球のパス。
このパスが見事に繋がり俊輔のシュートは、キーパーのワンタッチでCKへ。
ここからはイーブンの展開が前半は続いた。
後半もほぼ互角の展開が続いたが
PKのチャンスも千真が枠からハズしてフイに。
この日の千真は、ボールもおさまらず、シュートもミートせず
さっぱりいいところなし。
PKは俊輔か功治でいいよ…
この二人なら決まらなくても諦めがつくし。
高校生の小野は、ガンバ山口を相手にちゃぶってたねぇ。
後半、ポスト直撃のシュートシーンも、山口を右手で制しながら
左足をキレイに振り抜いて、バランスの良さは完全にプロレベル。
横浜FCとのTMで、2点目のゴールを決めた時に
和司監督が大喜びしながら、拍手をしていたが
あれは小野の非凡な才能を発見した、素直な感情だったんだろうなぁ。
ドローかなぁ、と思われた後半のロスタイム
坂田が安田からボールを奪い俊輔へ。
俊輔がドリブルで持ち込んで、小野へパス。
シュート体勢の小野が、後ろから走り込んできた天野へ。
右足を思いっきり振り抜いた、天野のシュートは
GK藤ヶ谷の手を弾いてゴール。
あの暑い中、そして90分過ぎに
長い距離をフルスピードで走った天野は間違いなく本日のMVP。
そして、前節広島戦の反省から、早めの寄せをコーチングして
失点ゼロの抑えた飯倉と
途中交代選手の手本のように、前線から走ってボールを追いかけた坂田も
MVPに匹敵の活躍だ。
相手DFからすれば、疲れた最後に坂田にあれだけ走られたら
嫌だと思うなぁ。
中三日の大宮戦は今日と同じスタメンで頼むよ
悪くない内容でコロコロ変えるのは勘弁だ。
ガンバにあってマリノスにないもの、それは明神の存在。
もちろんストライカーの外国人FWも必要だが
ガンバのようなポゼッションを指向するなら
明神のようなボランチが絶対に必要だ。
小椋は相変わらず飛び込んでかわされるプレーが目立つし
清水は横パスをカットされる始末。
前半の途中、DFラインでボールを回しながら
一旦、飯倉に戻したシーンでゴール裏から大きなブーイングがあった。
現在のマリノスは最終ラインからポゼッションして、しっかりパスを繋いで
どこかでスイッチを入れて、前に展開するサーカーを目指している。
トレーニングを見ていても、紅白戦では樋口コーチが
GKから始まったパスの数を数えて、ポゼッションして
無理ならGKに戻して、組立てをやり直しているケースが多い。
サポーター的には、ボールが前に進まないバックパスは
不満があるのかも知れないが、
クラブが指向しているサッカーをしっかり理解して
なんでもかんでもブーイングするのはヤメるべきだ。
もちろんブーイングの全てを否定しているわけではない。
ただ、選手が毎日練習している事を
否定してしまうように取れるブーイングは
サポートにもなっていない事を反省してくれ。