50代、私に合った暮らしにチェンジ

50代、私に合った暮らしにチェンジ

50代になり、住まい方、家族の在り方、これからの生き方を考えはじめました。築18年の我が家からお届けします!

こんにちは!
主婦インテリアコーディネーター
Chiakiです^ ^


5年前から私たち夫婦は
それぞれの部屋があります。


寝室が別ということです。


おかげで自分のペースで
ストレスフリーで
寝起きできています。


今、我が家にとっては
それが当たり前に
なっていますが
世間的にはどうなのでしょう?

私は20歳から建設会社の
設計部で8年間
図面を書いていました。


その時
こんな事がありました。


私が25歳の時に担当した
とてもステキなご夫婦の
お話です。


穏やかで紳士的なご主人と
羊毛フェルトの
お人形作りが趣味の
優しく綺麗な奥様。


お二人とも50代で
娘さん2人は独立していました。
ご主人のお母さんの介護ができる
3人で暮らせる新築計画です。


打ち合わせは
ほぼ奥様と私の2人で行い
ご主人は
「君の好きなようにして良いよ」
と言ってくれる器の大きい方。


始めに色々お話を伺って
できたプランは
もちろん寝室は1つです。


そう
もちろんです。


ところが何度目かの
打ち合わせで
「寝室は分けようかな」
と言われました。


えっ⁉︎
別にするのですか?


25歳の若い私は
とても驚きました。


奥様が介護のために
不規則な時間で
動く事になりそうだし

それに、
今更一緒じゃなくても良いのよ!
との事でした。


ご主人も賛成のこのプランで
家は完成しました。


かれこれ25年前の話ですが
今でも鮮明に覚えています。


結婚前の私にとって
夫婦の寝室が別なんて
考えもしなかったからです。


何十棟と住宅の図面を書いていて
初めてのケースでした。


でもこのご夫婦は
仲が悪いようには全く見えません。


奥様は
介護をしながら家事をこなし
そして自分の趣味を楽しみ
作品をデパートで委託販売したり
展示会に出品したり
とてもイキイキしていて
私の目には輝いて見えました!



ご主人は
自分の母親を介護する奥様に
感謝していましたし
好きな趣味を楽しむ姿を
嬉しそうに見ていました。


「夫婦の寝室が別」
と聞くと
もしかして仲が悪いのかな
と勝手に想像してしまいがちですが
こんなステキなご夫婦がいる事を
私は知っています。


そして私たちも50代になり
色々あって寝室を別けました。


色々あったけど
思い切って良かったなと思います。


なぜなら
1人になれる部屋があるから
気持ちが楽になり
かなりストレスが減りました。


この距離感が
私にはちょうど良いのです。



世間や周りがどう思うかは
横に置くことにしました。


当時の輝いていた奥様のような
50代を過ごせるように
自分らしくイキイキと
セカンドライフを楽しみたいと
考えています^ ^