亡くなった私の母は、子どもと動物が大好きな愛情深い人でした。
ぷーさんのことも大変可愛がってくれて感謝していますが、子育てについての考えは合わないことがありました。
ご訪問ありがとうございます。
2022年に旧帝大文系学部に合格した子どもの受験を振り返っています。
高校受験では第一志望校に不合格。中堅私立高校に入学しました。
合格大学は旧帝大のほか
早稲田大学 東京理科大学 同志社大学など。
どなたかのご参考になれば嬉しいです。
ぷーさんの幼少期は、周りのお子さんと比べてできないことが多くとにかく心配で、私は自分の子育てに全く自信が持てずにいました。
母にも心配をかけていたと思いますし、車で10分かからない距離に住んでいたのでしょっちゅう来てもらったり、預かってもらったりしていました。
当時は母の、「ぷーさんはいい子だから大丈夫」と全く根拠のない、でも前向きな言葉がけにかなり救われていたと思います。
テレビっ子だった母は、情報番組をよく見ていたので、「最新の子育て情報」にも詳しく、古いやり方を押し付けることはありませんでした。
しかし、自分自身も非常に食事に気を遣う人でしたので、ぷーさんに与える食事やおやつについて注意されたり、ときどき夜電話してきてはテレビで紹介されていた子育て情報を延々と話され困惑することはありました。
それでも、私も母をめいっぱい頼りにしてお世話になっていたのでほとんどのことを「うんうんわかった」と聞き流していました。
しかし、ぷーさんの年齢が上がり新たに困ったことがありました。
それは、自分が思う「幸せ論」をぷーさんに語ること。
女の子はやっぱり結婚して家庭を持つことが幸せで、子どもは女の子が絶対いたほうがいいわよ云々。
始めのうちは、ひととおり話し終えたタイミングで
「それはばあばの考えでしょ。」
「押し付けないでね。」とやんわり言っていたのですが、繰り返し言うようになったのでついにキレました。
「あのさ、お母さん。お母さんと私はたまたま専業主婦だけど、今は女性も仕事を持つ時代なんだよ。
大事なことは結婚よりまず自立でしょ。
それからさ、子どもがいればいい、ってもんでもないし、
結婚だって、すればいい、ってもんでもない。
それだけで人生決まらないから!」
「だって、ぷーさんにはきょうだいがいないんだよ…」
と母はしょんぼりして言いました。
気持ちはわかるけど…。
そりゃあ、ぷーさんにも家族ができたらいいなとは思うけど。
誰でもいいわけじゃないし。
結婚を、するのが自然だ、みんながするから自分も、流れに任せて、なんて思われたら困る。
自分で考え抜いて、責任持って決めてくれないと。
もしご縁がなくたって、それで悩んでほしくない。
母が、ぷーさんを大事に思う気持ちからだということは痛いほどわかりましたが、やっぱり生きてきた時代が違いすぎます。
母の価値観が知らず知らずのうちに刷り込まれたら危険なので、
ぷーさんには、その都度時代背景の違いや母のバックグラウンドなども話していましたが、
祖父母世代と「考えが合わない」「価値観が違う」問題はなかなか対応が難しいですね。
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