2011.1.11 火曜日


いよいよ手術当日。


この日天気予報では雨。


だけど雨が降る気配は無く

逆に晴れ間が見えるほど


少し救われた気持ちで


病院へ向かう。



病室へ行くと母は


いつも通り笑顔で接してくる…。


私には心配させないように


気を使っているようで


たまらなかった。



10時より説明が始まる。


パソコンの画面を見ながら


先生が現在の状況を


話し出す。


「今は薬で出血を止めてる状態です。
リンパも腫れている為、転移してる
可能性が高いと思います。」


「今回の手術は止血が目的の手術です。」


「実際、開いてみないと
何とも言えないんです。」

「癒着が酷い場合は、摘出も出来ないので
その時は抗がん剤で治療することになります。」


「摘出しても、その後追加治療として
抗がん剤は使用します。」

「子宮と卵巣を摘出するか、しないかで
かなり予後が変わってくるから。」



何か質問は?


って聞かれたと思うけど

何を聞いていいのか

わからなかった…。



麻酔が効くまで1時間ほど

掛かる為


12時に手術室へ…。



以前、読んだ闘病ブログに


開腹したけど酷い癒着の為、


何もしないで閉じて


手術時間も30分で終わった


と書いてあった。



『せめて病巣である子宮と卵巣は、
とれますように…。』


手術は1時からだから


2時まで予断は


許されないんだ…。
 
母が入院したのは1月6日
 
 
手術日は1月11日
 
 
術前検査は入院前に済ませている為
 
 
ほんとに穏やかに
 
 
過ぎていきました優しさに包まれて…-59835.gif
 
 
近づくにつれ
 
 
麻酔科で説明を受け
 
 
手術の前日は食事制限
 
 
下剤の服用など…。
 
 
先生が部屋に来て
 
 
「明日は1時から手術ですね。
10時から説明をするから娘さんは
それまでに来て下さいね。」
 
 
 
いよいよ決戦の日が
 
 
やって来ました…。
 
2011.1.6 
 
 
母は13時からの受付。
 
 
手続きを済ませ病棟へ…。
 
 
移転したばかりの病院は
 
今までのイメージとは程遠く
 
明るくて綺麗でした。
 
 
これから私たちに
 
起こる出来事なんて
 
全く無視した感じに思え
 
なんとなく虚しかった
 
記憶があります優しさに包まれて…-get.gif
 
 
 
部屋は4人部屋。
 
 
窓際で明るくてイイ感じです。
 
 
他の患者さんたちも
 
同じ日に入院したらしく
 
荷物の整理などしていました。
 
 
皆さん気さくな方たちでした。
 
 
今まで入院などしたことなく
 
心細かった母がどれだけ
 
皆さんに救われたことか…。
 
 
今でも感謝しています優しさに包まれて…-get.gif
 
 
体重、体温、血圧などの
 
測定が終わり
 
担当の看護師さんからの
 
説明を受けました。
 
 
それが終わると何も
 
することがありません優しさに包まれて…-105961.gif
 
 
母と食堂で遅い昼食を済ませ
 
部屋に戻りみんなとお喋り…。
 
 
『ず~っとこのままならいいのに…。』
 
 
そんな気持ちが心をよぎります。
 
 
ふとベッドの上の
 
テーブルに目をやると
 
オリエンテーションで
 
もらったいろんな
 
説明のプリント。
 
 
 
[病名:子宮体癌]
 
 
 
目にとびこんできた文字。
 
 
一瞬にして現実に
 
引き戻されたのを
 
覚えています。
 
 
母を見るかぎり
 
がんを患っているように
 
見えないのに…。
 
 
末期の患者?
 
 
信じられない。
 
 
信じたくない…。