室内楽の聞き専門ではないので色々いえませんし、まして自身はピアノその他楽器は弾けませんから意見できたわけではありませんが、個人がCDを聞いて感じたことを無駄ながら書いておきたく存じます。


偉大であり、現代においての最高峰クラスのピアニストであることは重々承知していますし、技巧もいわずもがな極めていらっしゃることは素人ながらも容易に理解できますが、どうしても……失礼ながらカチャカチャした感じが耳について、どうも……と以前から思っているピアニストがいます。

マル○・アルゲリッ○さんです。

彼女の音……が素晴らしいと感じつつ、いささかリズミックさが耳についてしまって、すみませんが苦手になってしまいました。

ピアノの本質を知らないから貴様は左様なことをほざいているのだ。謝れ! といわれそうですがこればかりは個人の感性の問題ですし、鑑賞上のとるに足りない些細な問題で○○ゲリッチさんそのものを完全に否定しているわけではありませんし、今もなお元気でかつ現役でいらっしゃることは大変素晴らしいことだと思っています。

しかし、上記のようなことを感じていますから滅多に聞きませんし、新譜をよく出されている希少な存在かもしれませんがすみません、興味がございません。


個人がピアノそのものに強い関心や興味がございませんので無頓着になりがちですが、端正な内田光子先生、アニー・フィッシャーさん、クララ・ハスキルさん、美輪明宏さんご推奨のサムソン・フランソワさん、ベタながら一音一音美しく磨かれた音を出されるクリスティアン・ツィメルマンさん、鬼才のイーヴォ・ポゴレリチさんあたりは直ぐにぱっと浮かぶピアニストで音色も好きです。











適当に張り付けましたが、どうしてもリズム重視で演奏されるアルゲ○○○さんの音が……素晴らしいと思いながらも個人的には好きになれません。すみません。

大作曲家リストのことを少し知りたいと以前ウィキペディアを紐解いてみましたが、リストも技巧的なピラニズムだった旨がありました。
ですから○ルゲリッ○さんもその系統になるのだろうか……と詳しく知りませんが考えさせられました。


誰しも認める偉大なピアニストです。過大評価などとは全く思いませんし、比例していると思いますが、どうしてもリズミカル過ぎて歌に落ち着きがなくて……いささか苦手だと思ってしまいます。


これら協奏曲のアルバムは良さを感じる素晴らしい演奏だと思いますが特にチャイコフスキーは高揚感が伝わってきて手に汗握るような思いで聞きました。
コンドラシンさんが指揮ということあって相乗効果もあったのではないでしょうか。


素晴らしいと感じながら一音一音が上に跳ね上がるかのような音に……いささか……。


これはあくまでも個人の感性の問題です……。


生で聞くとまた違う感想を抱くのでしょうが、マイクが拾い上げた音は……リズム重視でいささか個人の嗜好するピアノとは違うような気がいたします。申し訳ございません。