今年は金銭的な事由によって、賀状作成が遅れております。

目標は昔風にいいますと逓信省がおっしゃるように25日までに出してください、ということを死守したく無駄に頑張っておりますが、随分減らしました。




いかがでしょうか。180枚購入して先週末から書き始めて漸くこれだけ減らしました。当初はこの3倍はあったろうと思われます。おかげさまで束が薄くなりました。


取り掛かりが遅かった分、書いた賀状はポストに、言葉は悪いですが即放り込むことができるというメリットがございまして、スッキリした感覚を楽しんでおり少しずつ減っていく賀状を横目にしております。

今夜は小休止してまた明日から気張ります。

さて、今年はかもめーるで以前使用したことがある穂先がツルツルしたゴム製? のペンで作成しています。



これを使用しています。宛名書きも文言はこのペンで。

賀詞は毛筆のペンで書いております。


すみませんが軟筆のペンはやはり毛筆とちがって、多彩な線の表情を出すことは難しいです。



スッキリとした線質ですが、疲れた中で書きましたから納得できておりません。


しかし、よしとしましょう。無駄に見せつけるような賀状よりよいのではないか、と自己満足しています。といいますのも、王羲之の「集字聖教序」を意識した表現ができたからです。



文言も毎年一緒ですが、少しは変えております。



上記2枚は間違い分です。このようなスタイルで今年は書いております。



地元にいた頃はこのように意欲的に取り掛かることはついぞなくお正月休み全てかかって書いたこともありますし、その間賀状作成といえば年内に全てを出せなかったことが当たり前でグズでした。

思えば……前職の勤務中怒鳴られて、やいのやいの責めらせて、これをしろ、あれをしろ、今手は空いているのか、だったらこれをしろ、と毎日毎日喧しく朝4時20分頃には出勤して工場内外の清掃、ゴミ捨てから始まって残業は当たり前、その上で土曜日は出勤日でしたので、そのような中ではどなた様でも賀状作成の意欲たるは皆無になるのは当然ではないでしょうか。


加えて、2017年の年末の飲み屋のママさんとのトラブルと社内の忘年会の事件と重なり全く書く気が失せて人様の幸せを願う気力を奪われたことがありました。

その前骨折して長い間会社を休んでしまって、社長に11月に責められて気分が滅入っていたこともあり、全く書けなかった辛さと自身の境遇の悪さ、環境の悪さが重くのしかかっており賀状作成が全く弾みませんでした。賞与も本当に寸志程度しかいただけませんでしたし、やる気が色々失せた時期で今思い出しても嫌な思いがいたします。



しかし、今は雪辱を晴らさんがため、躍起になって書いております。

個人を虐めた者たちに負けないためにも必ず1日に届けてもらうように書くことを誓っています。

今はもう個人に過干渉の人間どもはおりません。死んだも同然です。縁は切れました。

今は気ままで快適ですから賀状作成も楽しいです