今日も少しだけ筆ペンで遊びました。



同じ漢詩を2枚書きました。
上が均等がとれてバランスよく書けた分ですが下は少し縮こまった感じがします。



今日の収穫は涼州詩です。ガチャガチャしてうるさいですが、雰囲気が程度こそ低いもののよくて気に入りました。



これはかつて美輪明宏さんがオーラの泉で先代の尾上菊五郎さんの辞世の句を紹介されていて今も心に響いてましたから試書しました。

まだ足りぬ 踊りおどりて あの世まで


生涯現役でかつ向上心があった6代目 尾上菊五郎さん(屋号は音羽屋)という印象です。梨園に詳しくないのですが、ウィキペディアを拝見する限り素晴らしい役者さんだったみたいですね。

なんでもこなすことができた方、当たり役が多かった方だったそうです。戦後まもなくされてお亡くなりになりますが戦前戦後の千両役者です。
なんでもできる、ということに憧れます。


たまにはすった墨で半紙に練習しなくてはいけませんが、あともう少ししてから再開したいと思います。

練習、練習と凝り固まってもきついだけですし、貼り付けている試作品みたいなものが私の持つ技量ですからそれだけ、です。