触れたくて
わざとお札で
お支払い
季語:お札
解説:コンビニで店員さんが女性の場合、お釣りを貰う際に女性の手の温もりを感じたいという、男の儚さというか、哀愁を感じる素敵な句です。お釣りが落ちないように片方の手を、自分の手の甲に添えられた時には「えっ⁉好きなの❔」と勘違いしてしまうんだろうなという、どこか無償のエロ悲しさを感じざるを得ません。電子マネーが進む現代において、決して無くしてはならない恋の無形文化遺産。後世に残して行きたいものです。
店員側アンサー俳句
指先を
除菌シートで
拭きまくる
季語:除菌シート