しあわせって何だろう① | やえちゃんのブログ「自分らしく輝いて生きるために」

やえちゃんのブログ「自分らしく輝いて生きるために」

心のことやスピリチュアルなことを中心に、大好きな大島優子ちゃんやAKB48のこと、日々感じたことなどを書いていきます\(^o^)/

誰でも幸せになりたいと思っている。
だけど、今、自分が幸せだと感じている人は、どのくらいいるのだろう。

心屋流に言うと、本人が気づいていないだけで、みんな幸せなんです。

ここにいること、生きていること、それ自体がとっても幸せなことなんだよね。

もちろん、毎日いろんなことがある。
職場で、いじめられたことがあった。
言われるまま辞めてしまおうと、何度も思った。

家では旦那が何時キレて怒りだすかと緊張して、なるべく怒られないように気を使っていた。

安心できる場所が無くて、私はずっとこんな生活をしてかなきゃいけないのかと、めちゃくちゃツラかった。

最初は職場の話を聞いてくれた旦那が、体調が悪くなるからしないでくれと言ってきて、話せる人は、たった一人の友達だけになった。

なんで私だけと思いそうになると、ツラい思いをしてるのは、私だけじゃない。
もっと大変な思いをしてる人もいるんだから、私はまだ恵まれてると自分に言い聞かせた。
もちろん、そんなのは気休めで、ツラい気持ちがなくなるわけじゃない。
私は、そうやってずっと自分の気持ちをごまかしてきた。

そんな中、AKB48の密着ドキュメントがNHKで放送された。

それまで、あまり気にしていなかったけど、これすごいかも?!と思った。
それから、AKB48に対する見方が、180度変わった。
その年の年末、AKB48は初めてレコード大賞を取った。

翌年の3月、ずっとAKBの顔だった前田敦子が卒業を発表した。
あっちゃんのいない総選挙、当然トップは大島優子だった。

私は、このとき初めて大島優子という人に、興味を持った。
ずっとセンターだったあっちゃんはわかるけど、この人はなんでこんなに人気があるんだろうと。

知れば知るほど、惹かれていった。
テレビで歌う姿を観て、その笑顔に心が癒され、センターになれない理由を知って、応援するしかない!応援しよう!と決意をした。

優ちゃんに興味を持って、1年たった頃には完全にファンになっていた。
旦那の目を盗んで、CDやDVDを買ったり、
携帯電話でのウェブ使用が禁止になっていたのに、アメブロに登録したり、旦那に言われたルールのほとんどを破って、優ちゃんとの距離を縮めることだけを考えていた。

この頃は、4月の人事異動で職場が変わり、私は悪夢から逃れ、トラウマを抱えながらも、いじめのない職場で比較的穏やかに仕事ができる環境になって、ホッとしていた。

ファンになって初めての総選挙は、1位にするために、買えるだけのCDを買った。
劇場盤は買えないから、CD店を廻って買い集めた。
モバイルサイトは登録できないから、実家の母の携帯電話を借りて登録して投票した。
優ちゃんのブログのコメントに、優ちゃんが握手会で総選挙は今年で最後と言っていたというのを発見し、もしかしたら来年卒業?と思ったので、本当に必死だった。
でも、まさかの2位。
自分のせいみたいに感じて、すごく悲しかった。

初回限定盤を買ったから、私の手元に初めて全国握手会の券が来た。
優ちゃんには会いたかったけど、話すのが苦手な私は、そのころはまだ握手会をずっと敬遠していた。

でも、総選挙投票のためとはいえ、せっかく握手会の券が手に入ったのだから、行ってみようと思い、握手会に行くことにした。

AKB48公式ブログからのお知らせをチェックし、勤務割り作成の担当だった私は、握手会の日に自分の休みを入れた。

初めてなので、まるで勝手がわからない。
どういうスケジュールになるかわからないから、1日がかりになるかもしれないことを考えると、旦那に言わなきゃいけないと思った。

その頃、給料から私個人の保険や家賃など私の口座から引き落とすものと非常用として5000円だけ残す以外は、全部旦那に渡すことになっていた。
理由は、私の金遣いが荒いから家計を管理するため。
だから、基本的に私はお金をほとんど持っていないことになっていた。

今、うちは旦那がパートで診療放射線技師をやっていて、私は市の公益財団法人のプロパー職員なので、私の方が収入が多い。
正直、お金が自由にならないことが、ツラくて仕方なかった。

そんな生活の中で、好きなことを見つけてしまった私は、この握手会に行くことを何時言おうかと悩みながら、確か直前の三日前ぐらいに言ったと思う。

そしたら、なんで握手会に行くんだ?そんなに好きなのか?と、ものすごい勢いで、こんな直前に言って、着ていく服はどうするんだ?あるのか?とか、実家に行ってお父さんに服を買うお金をもらって買ってこいとか、台風が来そうだから来たら行くなよ!とか、言ってきた。
私は、服なんてシャツとジーパンでいいと思ってたから、(・・;)になった。

なんてめんどくさい人なんだ~( ̄▽ ̄;)

結局、10月に予定されていた握手会は、台風で12月に延期され、事なきを得た。
そして、無事に握手会に行くことができ、優ちゃんのレーンに並んだ。
旦那からはこの日帰る時間も決められ、こんなときでも私は旦那の管理下におかれるんだと、どこかスッキリしない思いを感じていた。

まさか、この日が本当に最初で最後の優ちゃんとの握手会になるとは思わなかったけど、どこかで私はそうなることを感じていた気がする。
私はそれを覚悟して、レーンに並びながら、話す言葉を考えていたから。

当時あまり体調がよくなかった優ちゃん。
握手会には行けるけど、優ちゃんが体調不良で来なかったらどうしようと心配したが、優ちゃんは参加してくれていた。

嬉しくて嬉しくて、何を言うか散々悩んで、自分の番を迎えた。
横から、優ちゃん可愛いな~と思って。見ながら。優ちゃんの前に来た。

わ~目が大きいな~

「握手会、参加してくれてありがとう❤」
優ちゃん
「いいえ」首を振る
私(はがされながら)
「ずっと見守っています!」
優ちゃん
「ありがとう」

最初だから1枚しかできなくて、たった3秒の会話だったけど、すごいオーラだった。
どっしりと落ち着いていて、何に対しても動じない、とても20代の女の子とは思えない風格があった。

偉大な人。まさにそんなイメージ。

その日は、そのあとたかみなに行って、時間切れ。

残りの券は後日、今度は嘘ついて握手会行って、使いきった。

なぜ、嘘をついたかというと、最初の握手会から帰ったあと、握手会は年に1回ぐらいにしろよと言われたから。

そんな感じで、私が何かをしたいというと、ものすごい大事になったので、めんどくさいし、怒られたら怖いし、私は旦那に何も言えず、我慢ばかりしていた。

優ちゃんの卒業発表は、リアルタイムで見ていた。
血の気が引き、電流のような衝撃が身体中を走った。
ついに、このときが来たか…そんな感じだった。

諦めずに握手会に行ってよかった。
心からそう思った。

優ちゃんとの出会いは、私の心にいろんな変化と気づきを起こした。
そして、それは悪夢からの解放の道、幸せを感じることができるようになる道を進む合図だった。

続く