ペルソナ(Persona)
(心理学用語に於ける外界に適応するための社会的、表面的な人格を意とする。又は表向きの顔。)
私の青春時代は、紛れもなく色事の連続でした。たった三年の短い中学校生活の中で私(僕)の体験を通して、男女のペルソナを、実名と実体験の断片を写実的に綴った短編小説です。文面の裏側に流れる、人間模様とペルソナを是非とも汲み取って頂きたい所存でございます。
僕は中学校一年(十三歳)のときに童貞を失いました。相手は中三(十五歳)のテニス部の部長をしていた、とても綺麗で美人の先輩に憧れて、恋しくてたまりませんでした。
放課後の誰も居ない教室から僕はテニスコートの彼女を眺めて居るのが楽しみでした。雨の日は、肩を窄めて傘をさして、今にでも泣き出しそうに帰路を辿りました。
テニス部の一般部員はブルーのジャージ姿ですが地区大会の選手は白いポロシャツと白の丈の短い巻きスカートを着ていました。
走ったり、ボールを打ったりする時にスカートが捲れ上がるのですが、僕の教室からでは角度が悪くて、その中を盗み見ることは出来ません。僕はドンドンと欲望が増すばかりで、気持ちも身体も膨張するばかりでした。
僕も若くて、性に目覚め始める年頃なので、その気持ちを抑圧することに限界を感じたので、勇気を出して、彼女の教室の前で待ち伏せしました。幸運の女神が僕の願いに微笑みました。(彼女の名前は駒月典子さんと言います)丁度良く彼女が教室から出てきたのです。僕は
「駒月先輩!
と、呼びかけました。
「何ですか?」
と、優しく返事をしてくれました。
しかし、僕は緊張してしまい、次の言葉が出ませんでした。
「あのー」
と言って、言葉を失ってしまいました。しかし力を振り絞って、
「今、誰かとお付き合いされていますか?」としどろもどろで尋ねると
「誰とも付き合ってないよ」
と聞いて僕の鼓動は高まりました。
「たっ、たっ…例えば僕なんか駄目ですか?」
と言うと、
「君、名前は?」
と聞かれたので
「はい。田島正通です。一年生です」
と答えると駒月先輩は
「なかなか可愛いのね」
「そうですかねえ?しかし、可愛いとか、可愛くないと言う問題では無くて…。」
「あらごめんなさい」
と駒月先輩はいった。
僕の必死な求愛にも関わらず一年生という事だけで軽くあしらわれてしまった様です。しかしここで引き下がっては駄目だと思い、僕は駒月先輩のことを、心に嘘偽り無く口にしました。
「僕は駒月先輩のことを愛しています。」
と言って赤面しました。
「あら、そうなの!?︎そうならそうと早く言ってくれれば良いのに〜」
とのことだったので、僕は些か動揺を隠せないまま」
「僕とお付き合いして頂けませんか?」
と言うと、駒月先輩は
「いいわよ」
と、と呆気なく交渉成立しました。僕は自分の家の電話番号をメモして渡しました。それからというもの毎日僕達は電話で話すようになりました。
電話口で駒月先輩は、自分のことを「典子」と呼んで欲しい。と言いましたが、流石に上級生に向かって、呼び捨てはできませんので、「典子さん」と呼ぶことに決めました。
ジリジリと昼間と昼間の熱が残った蒸し暑い夏の夜の電話でのデートでした。
僕は電話でのデートで充分満足していたのですが、典子さんが、痺れを切らした様子で、夏休みという事も相乗して初めての二人きりで、神社で待ち合わせをしました。
制服とテニスウェアしか見た事のなかった僕は薄着の私服を見た瞬間に心拍数が、一気に上昇しました。今すぐにでも飛び掛ろうかという気持ちを抑えるのに必死でした。
僕は冷静を装って
「やあ!」
と声をかけると
「おはよ〜」
と典子さんは言いました。
「今日は格段に可愛いですね」
と僕は心の底からそう思ったので正直に言いました。藍色のスリムなジーンズと純白なオーバーサイズのTシャツを着ていました。胸はBカップ位だと思われました。
僕が生まれ育った町は過疎化が進んで、田舎中のド田舎で、デートするような場所が一切ないので、唯一神社のような所が避暑スポットでした。のみならず人目につく所がないという事でした。二人で最初は賽銭箱にもたれ掛かって、愛について語り合いました。それまではまるで真空状態の中に入っているがごとく外界からでは何も寄せ付けないような、雰囲気を醸し出していたのです。
その時典子さんが何を思ったか、神社の裏に行きましょう。と誘うので、
「何かな?」と思って付いて行くと、誰にも決して目につかないような場所に到着しました。その時先程までニコニコしていた典子さんは、急に真剣で、色っぽい表情になって、目を閉じて唇を差し出しました。僕はキスは初体験の事なので、典子さんのされるがままに従いました。
典子さんは慣れている様子で、舌を入れてきました。僕は驚きながらも、舌を絡ませました。
キス以上のものを求めたら、典子さんは
「ここから先はダメ」
と言われてしまいました。少しの罪悪感と恍惚感で、家に帰った時に母親の顔を直視出来ませんでした。(不思議な深層心理です。)そして最後の段階にまで、坂を転がり落ちるように進みました。
何も知らない僕は、一通りの基本的な技術を典子さんから学びました、常に典子さんのリードで勉強させていらだいたのです。中学三年にしては経験豊富な様子でした。当然のように典子さんは処女ではありませんでした。
僕たちは、そんな肉体関係をほぼ毎日会うたびに、明け暮れていました。次第に僕も慣れてきましたので、時には主導権を僕が担った時もありました。
秋も深まりゆく時期になって来て、もの悲しささえ感じていたかと思っていたのもつかの間、あっという間に冬の到来です。やや先の話しですが、春になると典子さんは中学を卒業です。とてもやりきれない気持ちで、胸が締め付けられるような思いでした。その旨を典子さんに伝えると。
「大丈夫だよー引越しする訳じゃ無いからね」
と言ったのですが、その言葉が私の行く手に立ちはだかる、大きな壁となる事となるとは思っても居ませんでした。
冬のある日、外は一面の銀世界で、こんこんと雪が降っていました。そんな日に典子さんと一緒に僕の家のこたつの中に入って、いちゃいちゃとじゃれあっていると、突然電話の音が鳴り響きました。僕が電話に出ると、電話の向こうに居たのは、同級生の岩井直子さんでした。僕は
「どおした?」
と聞くと
「今から会えないかしら?」
と言うので、当惑した僕は…
「今、ちょっと 忙しくて…」
っと言って電話を切りました。それから再びこたつに入ると、典子さんが
「今の電話、女でしょ?正直に言って!」
と何度も繰り返していってくるので、僕は仕方なく認めると典子さんは、途端に手のひらを返す様に豹変しました。「寄りにもよって私が遊びに来ている時に何故女から電話が入るの?」
「女って言っても深い仲じゃあ無いよ」(と言った僕の言葉は嘘でした)
「女は女よ‼︎」
と言って、典子さんは怒り心頭で、
「そんな事を言っているけれどどうせ嘘でしょ?どこのメスネコなの⁉︎」
僕はイライラしてきましたので、
「同級生だよ!」
と言うと、典子さんは
「そぉ?」
と言ったかと思うと、僕のズボンのファスナーを下ろすと僕の意志とは裏腹に一気にマックスまで僕のモノは膨張した。僕のモノを典子さんは口にくわえると同時に口に含んだまま、舌を使って舐めた(典子さんオリジナルのテクニックです。)
「電話の女と私とどっちが上手?」
と聞くので、僕は
「勿論典子さんだよ」
と言うと、イキそうになったので典子さんの胸を揉みしだきながら、典子さんの口の中で果てた。
「抱いて…」
と典子さんが、自分の服を脱ぎながら、身体を擦り寄せてきた。僕は典子さんの様子の一部始終を観ていると異常に興奮してきたので二回戦目に突入した。
この時を境に典子さんは高校入試の為に勉強に集中してする様になっていった。デートする機会も土日に限定されて来て、毎日セックスしていた時の事を思い出すと寂しい思いをしました。そんな時は、同級生の岩井直子(なおちゃん)が代打となって、僕の性欲を満たしてくれました。
典子さんの膣の締り具合は他の女性とは別物で群を抜いていることは否めない事実でした。
典子さんはサッパリとした性格でしたが、嫉妬深い所があって、週末しかセックス出来ずに、平日はどうしてるのか?ということが気になって仕方がないと真剣に言うのです。僕は、なおちゃんのことをどうやって隠し通すかが大きな課題でした。
なおちゃんとは、幼馴染みで小学生一年の頃から同じクラスで僕の初恋の相手です。なおちゃんの処女を頂いたのも僕です。なおちゃんは僕という存在を大変尊重して居ますから、僕が浮気をしても全く沈黙して動じませんでした。
ある時典子さんとセックスしていのにも関わらず、セックスが終わるまで別室で待っているという人でした。挙げ句の果ては
「駒月先輩と、どんな話しだったの?」と平気な顔をしているのです。嫉妬しないのです。
ある日なおちゃんに
「僕は浮気して居るんだ」
と正直に言っても
「また、そんな事言って、嘘が上手ね」
と言うのです。
なおちゃんは本当に純真で純粋な人でした。
時として、その真っ直ぐな心に付け込む様な事をされる時もありました。その詳細はなおちゃんの名誉に関わる事なので記することは出来ませんが、卑怯極まれない事です。
桜の花の咲く季節になって、典子さんは、遠方の県立の進学校に合格して、入学式へといってしまいました。
僕となおちゃんは何の問題も無く、当たり前のように中学二年へと進級しました。
典子さんは、勉強に時間を取られて、以前と比べても、めっきりと連絡(電話)が激減しました。
中学二年と言えば生涯に置いて一番くだらなくて退屈な時期です。僕は引き篭もりの様になってしまって学校へ行く事を頑なに拒み始めたのです。今で言うところの不登校と言う奴です。当然のように学力も低下して行く一方でした。そんな時なおちゃんが、学校で習った事を逐一僕の家まで教えに来てくれたのです。流石にその熱意には頭が下がる思いでした。まるでアマチュアの家庭教師です。この学習体験のお陰で中学二年をギリギリやり過ごす事が出来ました。
ある日突然の嵐のように典子さんから電話が入って
「今からヤレない?」とのことだったので僕は「構いませんよ」と言ってしまうのです。心に強い意志が喪失していました。女性からの誘いを、断れないのです。
典子さんが僕の家のチャイムを鳴らして、ドアを開けると、セーラー服姿の典子さんが居ました。
「典子さん、それは制服なの?」
と聞くと。
「そうよセクシーでしょ?」
と言って両手を典子さんが上げるとセーラーの裾から地肌が見えました。
「満更でもないなぁ」
と言って、私の家の応接室に入ったかと思うや否や、典子さんは、
「脱がせて!」
と言うので、僕は体の脇にあるファスナーを上げると、バンザイの格好で脱がしたのが典子さんの逆鱗に触れた様子で、
「何処でセーラー服の脱がせ方を習ったの!」
と聞くので、僕は心の中で(ヤバイ)と思いました。僕はしどろもどろになって。
「何となく感だよ…」
と言うと。
「本当?」
と言って典子さんは完全に信用していないよ椅子でした。セーラー服を脱いだ典子さんは純白のフリルの付いたとてもステキなブラジャーをしていました。僕は典子さんの膣の壁まで突き刺すように挿入しました。正常位が好きな典子さんは、その時はもっと奥まで入れて欲しくてたまらない様子で、自分の脚を僕の腰で組むようにして懇願しました。(僕は性描写が苦手なので、みずからぺん走らせながらも僕自身も興奮させられない文章では、他人様の気持ちを高揚させることなど決して不可能でしょう。
(人の心の飢えは、力の源となり。人の希望は心の肥やしとなる。性欲の捌け口と快楽を伴って、体の芯まで満ち溢れる。)_
このようなことを考えていると、典子さんはエクスタシーに達した。僕も時同じくして、絶頂を迎えた。二人とも汗だくになりながら、余韻に浸っていると、僕がガーゼのハンカチを、お湯で湿らせて典子さんの身体を拭いてあげた。典子さんの陰部から、僕の精液が溢れ出していた。その時典子さんがショッキングな事を言った。
「私最近ピル飲んでないわ…」と言い出したのです。慌てふためいたのは僕だった。妊娠する可能性もあると言う事だが、こればかりは天に身を委ねるしか術は無かったが、二人のなかでは覚悟を決めていた。
案の定最も恐れていたことが起きた。典子さんが懐妊したと知らせが入りました。十六歳にして子供が出来る事、それと勉学が疎かになってしまうと言う理由から、今回は泣く泣く中絶を選択をした。
典子さんが悲しげに産婦人科のオペ室に入るのを僕は後ろから見守っていました。十分位で出てきた典子さんは、麻酔で意識が朦朧としているなかで「正通君…」と言って、手を差し伸べて来たので、僕はその手をしっかりと手を握りしめて、「よく頑張ったね」と言った。典子さんは「うん」と小さく頷いた。
僕は中絶というのは、初体験でしたので、どうやって典子さんに接して良いのか理解できないまま、病室のベットの横で、典子さんの手を握って上げる事しか術はなかった。婦人科には六万五千円を支払った。
僕は典子さんの身体に大きな爪痕を付けてしまった。と言う罪悪感と遣る瀬無さに苛まれました。
麻酔から完全に覚醒した典子さんは「私、大丈夫?」と聞くので、僕は「大丈夫だよ、何の問題も無いから心配しないで。でも安静にしておいた方が良いから、今タクシーを呼んだから自宅まで送るね」と言うと、典子さんは蚊の鳴くような声で「ありがとう」と言った。
タクシーが典子さんの自宅まで向かう途中に何度も気分が悪くなった典子さんはどうにかして我慢して無事到着した。タクシーから降りた典子さんはトボトボと自宅の中へと吸い込まれていった。
僕は自分の家まで帰って来て、ベットに寝っ転がって、天井を見つめると、様々な事が走馬灯の様に見えて、自分でも分からない内に、眠ってしまいました。その様な時ヒョイと良からぬ考えが頭をよぎりました。「中絶した子供は本当に僕の子か?」という考えです。しかしその様な不謹慎な思いと勘繰りは不謹慎だし、背徳であると思って考えないようにしました。
そんな事も有って、典子さんとの関わりにも大きな亀裂が生じて、僕の方から連絡することも無くなりました。典子さんからの電話も減って来ました。中絶後の心のケアを怠ったのがいけないのかもしれないと思っていると、典子さんとの関係も自然消滅してしまいました。
僕は、なおちゃんと、再び親睦を深めました。僕の母が突然コンドームを買ってきて僕の机の上に置いてあったことが、今でもなお鮮明に記憶しています。僕はコンドームと言う言葉さえ知らなかったですし、使用方法すら知りませんでした。避妊アイテムというのも大切なマナーであることすら全くの無知であったのです。今までセックスの手ほどきしてくれた女性たちも、コンドームを使った時の違和感がある事をあらかじめ知っていたんだと思われました。実際僕もコンドームを使って見ましたが、味気のないし、後味の悪いことも他に類を見ないものでした。中学二年生もなんだかんだで、あっという間に通り過ぎて行きました。三年生に進級出来たのもなおちゃんのお陰です。新しい同級生と気分一新でのスタートです。中だるみで、全くで、全く意味のない無意味な中二とのあ別れに僕は一喜一憂することが出来ルカと思うと。実にスガスガしい気分の浸っていました。
私はある女性に目をつけました。その子の名前は五十嵐さんと言う、超美人のです。余りにも美人過ぎて誰も声を掛けないし、余りにも美しいので、ちかずきがたいオーラがありましたがぼくによいうなエキスプロラー精神でで、 求愛したところで、結果的にはOKのでした。僕は嬉しくて小躍りした程です.。一日でも早くセックスしたかったので五十嵐明美(あけちゃん)のガードが固いので、幾度となくチャンスが、あったにも関わらず、あけちゃんは、器用にすり抜けてしまうのです。しかしその美貌の前では、充分鑑賞に耐え得る美貌だったので、「その内チャンスが来る」と思って楽しみに取っておこうと考えました。
なおちゃんとは、あいも変わらず、なあなあの、お付き合いで、性欲がお互いに高まって来たら、その気持ちを制御するために、キープしてあるいわゆる、セフレでありました。
中三の春のある日のことでした。僕の家まで親戚の人達が泊まりに来ました。その親戚の中に僕のお気に入りの二歳歳下の荒木満理(まりちゃん)という女の子がいました。誰かの計らいで、僕の部屋で夜二人っきりで寝る事になりました。まりちゃんの事を以前から好きだった私はまりちゃんに夜も深まった頃に、僕は襲いかかりました。初めのうちは、激しく抵抗していましたが、その内次第に我慢できなくなった様子で、身体を開いて来ました。キスをしながらクリトリスを弄ぶとまりちゃんは、色っぽい吐息を漏らしました。僕はまりちゃんの耳元で「まりちゃん好きだよ」と言うと「私もまーくんのこと好きよ」と言いました。ここから先はご想像におまかせするとして、近親相姦という禁じられた一夜を、二人で十二分に満足する行くまで楽しみました。
あけちゃんとのデートはもっぱら屋内でした。僕の家か、あけちゃんの豪邸かのどちらかでした。あけちゃんはお嬢さんで、自宅はまるでお城の様で圧倒されました。
「お互いの気持ちが、通い合ったときまでオアズケね!」と言うのがあけちゃんの口ぐせでした。
「あけちゃん、もう一ヶ月も付き合っているよ」と言うと。
「まだ一ヶ月よ」
とあけちゃんは言うのです。
季節は夏本番を迎えた頃のことです。僕はあけちゃんをプールに誘いました。少し考えたあけちゃんは
「いいよ」
と言いました。
「じゃぁ水着を買うので付き合ってくれる?」
「OK」
と、僕が承諾するとあけちゃんは、とても喜びました。話はトントン拍子に進みました。
「じゃぁこれから行こうか?」
と僕が言うと、あけちゃんは
「じゃぁパパの車で行きましょう」
と言うので、僕は心の中で(流石にお嬢さんだ)と思いました。車を飛ばして四十分位で街のデパートに到着しました。あけちゃんは運転手さんに
「駐車場で待っていて」
と言いました。早速デパートの水着売り場に急行しました。
「わぁ!こんなに種類があるんだ!」と、僕が言った。
「そう見たいね、どれが良いのか、迷っちゃうわ」
と、あけちゃんが言った。
「これなんかどぉ?」
と僕が、露出度の非常に高いビキニをさしだすと…
「そんなの恥ずかしいわぁ」
と却下された。次は、
「こんな感じは?」
と言って、紐で止めるタイプの水着を差し出した。
「更に恥ずかしいわぁ」
と言うので、
「ビキニは苦手なの?」
と聞くと…
「そうね、恥ずかしいわ」
「じゃぁ、ビキニはやめて。」
純白の胸元と背中が大きく開いているワンピースを差し出した。
「これなら、可愛いね」
と、あけちゃんが言った。漸くお許しが出た。私はホットした。のみならずこのワンピースの方がビキニよりもセクシーだと思った。
「じゃぁ早速プールに行こうか⁉︎」
「行こう!行こう!」
と、あけちゃんは子供の様にはしゃぎました。プールについて、更衣室から出てきたあけちゃんを見て僕は、生唾を飲み込んだ。身体に吸い付く様な水着があけちゃんの美しいボディラインに食い込んでいた。
「あけちゃんとても色っぽくて綺麗だよ」
と言うと、あけちゃんは照れ臭そうに微笑した。それから僕達はプールに入って大いにはしゃいで、遊び呆けた。二人共に、何と言っても中学生です。大人から見れば、まだまだ子供です。ですから僕達は無邪気に遊ぶ子供だと思われていなかったと思います。
プールから帰ってきた僕達はあけちゃんの寝室に案内されました。プール上がりの独特の眠気に襲われた僕は、
「あけちゃんベット借りるよ」
と言って、寝っ転がると
「私も!」
と言ってベットに乗って来た。二人共ニ〜三十分寝たが、僕の方があけちゃんよりも早く覚醒した。まだ寝ているあけちゃんの顔を覗き込みました。スヤスヤと気持ち良く眠りについていた。僕は我慢の限界まで我慢したが、ほんの数分で(もうダメだ)と、思った私はあけちゃんの唇に自分の唇を重ねた。僕はTシャツの裾から手を入れて、ブラジャーのホックを外した。小ぶりな胸を揉むと優しく、触れた。それでもあけちゃんは目を覚まさない。しかしこれ以上はさすがに無理だろうと思った。何せ中三の男子にはそれくらいの勇気しか無いのだ。っと思った時「田島君もっと…」
と信じられない様な声が聞こえて来た。あけちゃんは狸寝入りしていたのだ!
「早く、もっとして」
と言うので僕は横になったまま、あけちゃんのTシャツを奪うように脱がして、あけちゃんの胸に吸い付いた。ジーンズのボタンを外してファスナーを下ろして脱がせると可愛いピンクの下着があらわになった。
「あけちゃん‼︎」
と言うが早いか、自分も全裸になって襲い掛かった。
【ここから先の記述は、省略することと致します。】
「あけちゃん、どうだった?」
「素敵だったわ」
と言ってくれた。日焼けした背中がピンク色になっていて、とても印象的でした。
もうすぐ長かった夏も終わろうとしている頃でした。あけちゃんとの交わりも、たった一回限りで終わりました。理由はご両親の引越しです。町の学校へと転校して行ったのです。僕は突然な事だったので、驚きと悲しみに明け暮れていました。こう言う時に役に立つのが、なおちゃんです。
「まーくんどうしたの?元気が無いみたいだし、顔色も悪いよ」
「なおちゃん、ありがとう!大した事無いんだ。」
と言うと、
「あっそうなの、じゃあ大丈夫ね」といつでもマイペースななおちゃんは、こんな風に癒してくれるのです。
もうそろそろ高等学校の進学の時期になりました。僕は私立の高校を選択しましたが、なおちゃんは町立の学校を選びました。なおちゃんとの九年間に及ぶお付き合いもこれで最後かと思うと、なんだか悲しい思いです。なおちゃんも同意見でした。僕が一方的に相談に乗ってもらったり、元気を貰ったり、時には肉体関係になったり、したのが、申し訳なくて涙が出るほど寂しい思いをしました。正直に言うと、
なおちゃんとの間には水子が二人居ました。
とうとう卒業式を迎えました。当たり前の事ですが、典子さんもあけちゃんも居ないのが、とても辛かったのです。そんな時なおちゃんが、制服の第二ボタンが欲しいと懇願するので、僕は躊躇無く差し上げました。
僕の青春時代は、正しくセックスに憑依された野獣の様でした。入れ替わり立ち代わり女性との接触を通して自分の男としての腕前に磨きを掛けた三年間でした。
特に三年間もの間飽きもせず、付き合ってくれた、なおちゃんには頭が下がる思いでした。
決して人を疑わず、誰の言うことも信用して、ひたすら謙虚な、なおちゃんは紛れもなく慈悲深い魂のペルソナであると思いました。
僕はこんなに明るくて、天神乱漫のなおちゃんと同棲しましたが、何者かが、僕達の中を引き裂こうとする力が加わり、素直ななおちゃんはまんまと騙されて僕との同棲生活を辞めさせるように、仕組みました。そんな横槍が入ると誠実ななおちゃんは、悪魔のささやきに負けてしまうのです。なおちゃんが僕の前から逃げる様に実家へ帰って行きました。僕は心身共に打ち拉がれました。しかも、その時は、身を引き裂かれる思いで、苦渋を味わいました。
ペルソナ 完