たくさん本を読んで、科学者になって、みんなの役に立つものを、発明したいという。
この子の心持ちが、よく解った。
先日、お小遣いが足りなくて、欲しいものが買えないと、ブツブツ言っていた。
何に使ったのかを聞くと、募金してきたという。
コンビニで、広告を見たらしい。
世界では、一分間に何人もの子供がなくなっている。
彼は、持っていたお小遣いのうちのほとんどを募金してきたという。
私は、次男に言った。
いい事をしたことはわかる。
自分が稼いだお金なら、ほとんどを募金するのもいい。
でも、子供が自分の能力以上のことをするのは、おかしい、と言った。
その言葉で次男は大泣きしてしまった。
自分は命を救うという、すごくいい事をしたのに、否定された。
やり場のない気持ちになったようだ。
ずっと泣いている。
私が間違っているかもしれないと、迷いに、迷った。
夫が帰ってきて、話しをすると、夫は、本当にいい事をしたと次男を褒めた。
その夜、次男はずっと、べそをかいて、布団を被り、寝てしまった。
翌日の朝、私は、彼に謝った。
優しい気持ちが、すごくよくわかった。
本当にいいことをしたと思う。
お母さんが、間違っていた。
ごめんね。
でも、お金の使い方はよく考えようね、と話した。
次男は、頷いた。
この出来事が、ずっと私の心にひっかかっていた。
そして、授業参観で、彼の作文を聞き、本当によくわかった。
ひとのために何かをすることに、とても満足を感じるのだな、と。
子供達は成長していく。
日々、問題提起される。
正解は、あったり、なかったりかもしれない。
改めて目を向けることが出てくる。
そして、深く考えさせられたり、気づかされることが多くある。