父が自宅に戻ってきて、もうすぐ2ヶ月。

脳出血後の後遺症で、

右上下麻痺、完全失語症になってしまった父。



原因は、過労働によるストレスで

不摂生な食生活がやめられなかったから。



食品添加物が悪いと知っていて、

日本の食が危険だらけとわかっていて、

一番身近な父を救うことが出来なかった。



いま、私に出来ることは

一歩ずつでも、父のような被害者が

増えないように、

安全な食を見直すきっかけを広めること。



麻痺が残り、

車椅子生活になってしまった父のために、

家事、育児の合間を見て

夫に協力してもらい、

フットケアを学びに通った。



お父さんの麻痺側の足は、

真っ白でとても冷たいね。

父の足に触れて、

足を揉みほぐして、

私の頭の中は、「ありがとう」しか

浮かんでこなかった。



最後は、きっと、

人が人にどれだけ愛情を注げるか、

なんだと思う。



自宅に帰ってきた父に、

母が、毎日、毎日、休みなく

一心に愛情を注いで、もうすぐ2ヶ月。

父に奇跡が起き始める。

父の麻痺側の右腕の拘縮が緩んできた。



言葉も、少しずつ、一言、二言、

話せるようになってきた。



「最後まで、諦めないで

ただ一心に愛情を込めて、

毎日、こわばった身体をさするんだよ。」



人が、人に触れるって

こんなに温かいことなんだね。