台風は何事も無かったかのように過ぎていき秋を思わせる涼しい風が吹くなか…
7年前に少年クラブにいた関口健太くんがベスト8を掛けて試合に出るという事で先輩と上尾上平公園球場へ行きました…
先輩曰く「少年クラブ出身でレギュラーで試合出てるのは健太だけだからな

」と嬉しそうに話すなか…
「今日から夏休みだから野球を見に来る少年も多いはず」とショタコンである自らの欲望が所々見えるのは言うまではなく…
そんな少年目当て…もとい健太くんの応援の旅が始まりました

取り敢えず…
上尾上平公園球場へ向かった訳なんですが先輩ときたら…
「税務署の前にあるらしいが…実際はどうなんだか」と船越英一郎が刑事ドラマで言うような台詞を言うけれど単に場所を理解していない…
実際に税務署の前にはくたびれたような中華食堂が存在しており「こんな所で野球なんてできるかっ

」と軽く苛立ちを覚えた俺ですが先輩はどうなのかと横をみると助手席側の俺の方を見ているんですよ…
「おい

おっさん危ないよ

」と軽くつっこみを入れようとしたら…
「ダメだ…芋過ぎる

」
そう先輩は早くも少年を発見していたんです…
その時思いました…
「この人は球場ではなく……確実に少年のいる場所を探していると」
そんな少年レーダーが反応をしてから一分後…
取り敢えず曲がってみようかという事で曲がってみたのですが…球場らしき物は見つからずしかたなしに見知らぬ土地の人に尋ねる事にしました

聞いた相手が小日向文世みたいに疲れたようなおっさんで先輩はあいずちを打ちながら頷くなか…
「本当に分かっているのか」と懸念を持つリアリティー主義な俺。
そのおっさんとの一連のやり取りを終えて先輩に聞くと…
「道がわからねーや
」そう言い…
少年に近づきおもむろに…
「球場はどこかね

(上から目線)」
正直なところ「あんたの目の前にあるだろう

」とつっこんでやろうとしたのですが少年が先輩のタイプだったようでここを遮る事は他人の恋愛に口をつっこむのと同じだなと思い野暮な真似をやめる寛大な心を持つ俺。
そして案の定…
後ろの車にクラクションを鳴らされる姿は哀愁たっぷりでしたが…少年のエキスを得た先輩は

をgetした某キャラクターの如く生き生きしているし!
球場では間もなく試合が始まろうとしており応援にきた鷲宮ベンチも人がぎっしりで先輩と俺はそんな中を進みバックネット近くで隣が女子生徒の応援団席に座ったんです

試合は両校の投手が好投を見せ互いに譲らぬ試合展開…
ふと先輩
「あの女の子綺麗だわ」
よく見ると綺麗な女の子がいるんですよ

確かにめっちゃ可愛いんですよ

沸き立つ鷲宮ベンチ…
生徒たちは歓喜のラインダンスを踊っていてお祭モードなんです

きっと同じ頃に羽生でも祭があったと思われますが半端じゃないんです…
そんな中を…
こともあろうに先輩ときたら…
可愛い女の子に近づき握手してるんです

女の子も(;゜∀゜)みたいな表情してましたが先輩と握手してるんです
一応…
可愛い女の子目当てがばれないようにと隣にいた先輩のタイプと全くかけ離れた女の子とも喜びを握手で分け合うアリバイ作り…なんという姑息な手段(´Д`)
因みに周りは「なんで高校生の中におっさんが混ざっているねん

」と呆気に取られてましたが何故か人生の勝ち組のような表情で戻ってきた先輩…
「いや…触れてよかったわ」
鷲宮が先制した事もあり満足感たっぷりの先輩…
しかし試合は逆転で鷲宮は負けてしまいましたが…
健太くんも活躍をした事で…
「やっぱ高校野球はいいわ

」
その先輩の言葉の裏に色々な思いが秘められていると思ったのはきっと俺だけではず
因みに鷲宮高校…大学時代の彼女の母校だったりする
