子供の頃からさ

祖母と一緒に住んでいたからか?

目に見えないものを信じていた節はある

 

祖母は六曜の暦を使って畑仕事の予定を立てていた

種まきの時期とか

植え付けの日や

多分、毎月の近所の観音様に行く月参りの日取りも

 

そんな祖母は

結構、運がいい人だった

商店街のくじ引きで良いものを引いてくる

生涯、自分が食べていくお金には困らなかったんじゃないかな?

 

成田さんとか名のある所にも行ったりしては

定番の羊羹に加えて

御守りも買ってきた

 

 

だから

そんな祖母と付き合っている茶飲み仲間も

信仰心がある人が多くて

 

家族の病気があると

生垣を切ったから

家の敷地に死んだペットを埋めたから

勝手にどこかの石を拾って持って帰ってきたから

 

色々と

迷信かもしれないけど

目に見えない理由を教えてくれるお婆さんたちに囲まれていた

 

 

こんな環境で育ったもんで

見えない力の存在は

結構身近にあった

自然と信じてもいた

 

で、占いとかおまじないとか

神社のおみくじや祈祷と似てるし

 

朝のテレビニュースの

今日の運勢、血液型・星座・生まれ年

なんて気になり過ぎるから

ある時から見なくなったくらい

 

結果が良ければ良いけど、

悪い時の

『これをやるといい!』みたいな対策が

 

自分が好きでもない、

〇〇を食べて!とか、

突然持ってもいない

〇〇色の服で過ごして!とかね、

 

しょうもない、どうしようもないものの場合

一日、ブルーになるのがイヤだから

 

そんな感じのベースがあって

幸せになりたいと思ったとき

開運したいとき

 

目に見えないチカラを使いたい

っていう、思考に行き着いたんだと思う