『星野富弘・花の詩画集』 |
[商品説明] ★首から下の神経が麻痺し、筆を口にくわえて創作した星野さんの作品は、優しさに満ちた詩と、穏やかでありながらゆるぎのない植物画が織りなす世界です。その詩画は多くの人々に生きる力を与えてきました。最新刊『山の向こうの美術館』もセットになっています。 ◇鈴の鳴る道 ◇速さのちがう時計 ◇あなたの手のひら ◇花よりも小さく ◇山の向こうの美術館 *偕成社 星野富弘/著 全5巻/変型判/平均105ページ <小学校高学年~一般向> 奈良で開かれた展示会の記録、会場の様子、展示作品リスト等。 ... 星野富弘 花の詩画展実行委員会 毎日新聞 奈良そごう美術館. 後 援 ... 星野富弘プロフィール 花の詩画展作品リスト 星野富弘 花の詩画展実行委員会. 奈良そごう ...
作者の星野富広は昭和21年、群馬県生まれ。高崎市立倉賀野中学校に体育教師として赴任したわずか2か月後のクラブ活動中、脊髄を損傷し手足の自由を失っ てしまう。失意の底にあった彼を救うのは、聖書と子どものころから慣れ親しんだ自然。そして、彼は口にくわえた筆で花の絵を描き始める。 「葉は花の色を助け、花は葉の色と形をそこなわずに咲いていて、一枝の花とはいえ広大な自然の風景をみる思いだった」という作者が描き続ける花々は優し く、穏やかで、そして強い。 生かされている喜びに、自然や人に対する愛にあふれた詩画やエッセイは、静かに私たちの心を打つもの ばかり。さらに、シリーズ4冊目となる本書では、作者のユーモアあふれる一面を見ることもできるだろう。「春の縁側」とタイトルがつけられたモモの花に添 えられた詩などは、思わず頬がゆるむものだ。 以前より作者のファンだったという方はもちろんのこと、野に咲く花に気づくこともなく、夕焼けの色さえも忘れかけている現代の忙しい大人たちに贈りたい1冊である。 |